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カテゴリ:新書
題名:
著者:香山リカキレる大人はなぜ増えた この間、病院の待合室で、携帯電話で延々と喋る若い女性がいた。 「えー、ミラばりばり120ぐらい出ますよー…クラウンっすかぁ、すごいっスねー」といった内容。 待合室のテレビの音は気にならないのに、なんで携帯の会話はあんなに耳障りなのか。しかも病院ですよ。口の中で「ウルセー」と言ってしまった。私も、キレる大人の一人である。 さて、香山リカの著書。近頃の「キレる大人」の現状とその背景を述べている。 病院で暴力行為をする人、車内暴力、すぐに「社長を出せ!」という人、ネット上で(だけ)正義をかざし、他者を攻撃する人・・・ 精神科医として、「扁桃体」の暴走を原因の一つに挙げているが、それよりも社会背景の分析の方が面白かった。 エイジレス社会の到来で、年甲斐のない大人が増えたこと、権利意識の高まりと権威の失墜、「待つ」ことが無くなった文化・・・など。 キレないための5か条が巻末にある。そのうちの一つ 〈大切なのは相手は「モンスター」「敵」ではなく、自分と同じ人間であるということを忘れず、相手の立場に立つこと〉これはなるべく心がけよう。 子どもの頃、すぐに感情をあらわにする私に、母が「ぐっとこらえてナムアミダブツ!でいきなさい」と教えてくれた。 でもカッときているときは、思い出さないんだよなあ。5か条も、きっと思い出さない。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2009年04月12日 16時03分38秒
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