|
カテゴリ:政治
題名:官僚国家の崩壊
著者:中川秀直 中川秀直氏といえば、小泉政権で幹事長を務めた人物。いまも実力のある政治家として有名だ。とはいっても、政治にはあまり興味がないので、この人の女性スキャンダルなど、忘れていたけど。本の中では懺悔している。 この本では「官僚主導の政治」を批判し、官僚と、それに逆らえないマスコミのダメさ加減も批判している。マスコミにとって、財務省の悪口は非常に書きにくいらしい。すぐに税務調査が入るから。 初めは「日本のため」に入省した官僚も、次第に「私益」「省益」に走っていく。しかもそのやり方は巧妙。さすが、頭がいいと思う。 官僚主導の政治から、政治主導へ変えていくべきだと中川氏は主張しているけれど、東大出の多い官僚と、二世・タレント議員が多くて「この人が国民の代表?」と思わせられるような政治家では、なかなか勝負が難しいのではないかと思う。 政治主導には賛成だけど、もっと政治家にしっかりしてほしい。しっかりした人を選べない国民もダメなんだけど。 本の後半は、上げ潮派としての主張。経済成長を目指して、道州制を実現し、小さな政府になって活力ある日本に!と訴えている。 後半は、賛成、と思うところが少なかった。道州制の実現がさらに地域格差を生み出すのではないかと心配だし、「日本が持つ底力に期待する」とは言っても、弱い立場の人はなかなか這い上がれないもの。 経済を成長させるといっても、結局は「一人一人の力」頼みなのだから具体性がない。 でも、「上げ潮派」「財政再建派」どちらがいいのかは、難しい。 中川氏は麻生太郎氏がキライなんだなとわかる一文があって、人間関係を推測してしまった。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2009年04月13日 09時39分08秒
コメント(0) | コメントを書く
[政治] カテゴリの最新記事
|