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テーマ:お勧めの本(7908)
カテゴリ:小説
和宮様御留
有吉佐和子による歴史小説。 NHKの大河ドラマ、めったに見ることはないのだけれど、去年の「篤姫」だけは違った。 どうも戦国時代の話は興味がもてないけれど、「篤姫」は女性が主人公だったし、戦もそれほどなかったし、ほとんど欠かさず見ていた。 皇女和宮。公武合体のため、京都の宮家から徳川家に降嫁させられた悲劇の宮を、堀北真希が演じていた。お姫様顔ではないなあ、と最初は思っていたけれど、見慣れるとなかなか可憐に演じていたと思う。 この小説は、設定がすごい。皇女和宮は、実は替え玉だった!という設定。 京都の公家の家で下働きをしていた少女のフキは、ある日突然宮家に呼ばれ、衣装をつけられ、和宮のそばで過ごすことを強制される。 どうしても関東に行くことを嫌がる和宮のかわりに、和宮の母が謀ってフキを身代わりにしようとしたのだ。 フキは宮としての習慣を身につけさせられるが、慣れない生活に戸惑うばかり。頼りになるのは小進という侍女だけ。 いよいよ関東へ渡る旅の途中、フキは精神的に参ってしまい「コンチキコン」と祇園さんの囃子を口ずさむ・・・そして悲劇。 荒唐無稽な物語のように感じるけれど、「あとがき」を見て、根拠のない小説ではないことを知った。「あとがき」も相当面白い。 ストーリーもさることながら、当時の宮家の風習、生活の仕方も大変興味深い。 プライドとプライドがぶつかり合うドロドロの人間関係も。 80年代にドラマになったらしいです。古い小説ですが、面白かったですよー。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2009年06月16日 09時46分52秒
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