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テーマ:お勧めの本(7914)
カテゴリ:新書
ケータイを持ったサル
2003年に書かれた本。前からずっと読みたいと思っていた。 今どきケータイ不携帯だと、「主義」のように思われるほどみんなが持っている携帯電話。 私は持っていない。主義ではなくて、必要を感じない。必要になれば持つつもり。 さて、この本は、ケータイでのやりとりでいつでも他人とつながりたがる若者が、緊張感のないやりとりに終始し、結局は成熟した大人になることを拒否する傾向にあると指摘している。 サル学者が見た人間のサル化、といったところ。 家庭の問題にも言及。母子密着型育児、子ども中心主義によって家の中も公共の場も区別のない「家のなか主義」が横行し、公的状況へ出ることを拒絶するようになっているとか。 いまやケータイならぬ「ツイッター」とやらの時代。(興味ないけれどどうやってするのかしら?やっぱり携帯でないとできないの?) 「はじめにロゴスありき」心の中で言葉を操る内言語は不必要になり、ぽかんと浮かぶ言葉をダダ漏れにし、それに疑問を感じなくなる…こうして書いているブログもそんなようなものだけれど、確かに人間の成熟は遅くなるだろう。 成熟した大人になるのはどんどん遅くなる。あるいは一生成熟しない人も増えていくだろうと思う。 成熟した大人って?自分自身の言葉で考え、社会や世界のことを考え、自分をその一員ととらえる人だと思うけれど…自分も含めて、そんな大人がどれだけいるか疑問だ。 ドキリとしたのは、「社会的かしこさ」が40歳で衰えるという章。ウェーソンの4枚カードの問題というのがあり、40代、専業主婦の正答率が低いとか。実際、私も全部正解できなかったし(トホホ)もうすぐ40だし専業主婦。 かしこさの衰える40代に、子どもが思春期を迎えるとより悩みが深くなるとか。 子どもが思春期のころは、40どころか50になっちまう。ハア… お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2010年05月20日 08時51分36秒
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