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カテゴリ:小説 笑える・・・
作者:羽田圭介 1985年生まれの、若い作家による小説。 「僕」は大学卒業後、教材会社の経理部につとめる入社二年目のサラリーマン。仕事はつまらない、しんどいけれどなんとかこなしている。 大学生の彼女ともうまくいっている。 しかし、勤めている会社はあまりにもブラック。彼の楽しみはお気に入りのトイレで用を足すことと、トイレのなかでひそかに食事をすること・・・ 会社の悪徳ぶりにストレスが積み重なり、それから「会社都合」の退社を勝ち取るために証拠を集めていく様がストーリーの中心なんだろうけれど・・・ 「トイレで食事」??? 「便所飯」という言葉を、最近新聞のなかで見つけておどろいた。最近の若い人が、一人でご飯を食べているのを見られるのが嫌で「便所飯」するとか。ええええーーーー?! 若い頃はどうだったかわからないけれど、私は一人で食事するのを見られるのは平気だし、(ラーメン屋でも一人で行ける)アンモニア臭のなかでご飯を食べるくらいなら空腹の方がマシだ。 「便所飯」をする若者、繊細なんだか鈍感なんだかわかんない。それだけ、近頃のトイレがキレイってことなのかな。 さて、小説の面白さは、まあ、普通でした。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2010年07月21日 10時57分57秒
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