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カテゴリ:新書
著者:和田秀樹 テレビのコメンテーターとしてもよく出ていた著者。最近はやめたみたい。 精神科医である著者がテレビの与える甚大な損害についてかなり過激な意見を述べた本。 「やせ礼賛を助長する」「テレビ的正義をふりかざす」「医療危機をもたらす」「元ヤンキーなどに教育を語らせるな」「地方を無視するな」「高齢者を無視するな」などなど。 「元ヤンキー」がなぜ教育を語ってはいけないかについては、なるほど、少し納得。 私が「東国原知事」を信頼できないのと似た理由かも。 最後の章の「テレビを精神分析する」が面白かった。感情に訴え、極端な二分割思考を促すメディアであるという点は、私も、テレビの最も危険なところだと思う。 この本も「二分割思考」で書かれているけれど、著者は確信犯だとか。 テレビ、でもえらいですね。テレビに出ていれば信頼される。政治家とか、落選してもテレビに出続ければ次は当選。 「テレビで言ってたよ」というのは、私もついつい言う言葉。 たしかに、見すぎはよくない。「テレビは、観るとバカになるよ!」という過激?発言を塾などで教えていた生徒に言っていたこともある。 自分は観るけれど。今は、「フリーター、家を買う」を観ている。本当に家が買えるのかな?原作も読んでみたい。 このドラマに出ている、眞島秀和という俳優さんがステキです。(香里奈の上司役)ブレイクすればいいのになー。古くからの友人は、「なーるーほーどー(私の好み)」と言うでしょう。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2010年11月09日 10時18分37秒
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