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2011年04月14日
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作者:米田夕歌里

第34回すばる文学賞受賞だとか。

小さなイベント事務所で働く藤田サトミ。小さい事務所で、上司はスナック菓子が大好き。

サトミの机の中から、お気に入りのハッカの飴がなくなるという小さな事件が起きる。

また、職場の久坂から「気になる交差点があるから、次の休みに一緒に観察に行こう」と誘われる。

戸惑いながらも、喫茶店で並んで、ひとで溢れかえる休日の交差点を見下ろすことに。「通行人の中から、あるひとを探したい」という久坂と話すうち、職場とは違う彼の一面に触れ、不思議と心惹かれていく。
 

時を同じくして、サトミのもとに人材コンサルティング会社の遠野と名乗る男が現れ、業界大手への転職を持ちかけてくる。

けれど、その頃からサトミの周りで物や人が不意に消滅しはじめる。

ハッカの飴だけでゃなく採用されたはずのアルバイトスタッフ、進行中だったイベント。

自分の記憶と周りの人の記憶に食い違いが生まれ、混乱するサトミに対して、久坂は自分のせいだと語り出す。失われ続ける世界のなかで、失いたくない人を見出した里美は、必死に消滅に立ち向かうが…。

ちょっとシュールな設定すぎて、ついていけないところもあった。でも小説ではどんな世界があったっていい。

大事な記憶、雑多な記憶、大切なもの、大切と思っていなかったもの…記憶やものが周りから消えていくことは切ない。失って初めて気づく大切さ。それがどうでもよさそうなものでも。

繊細で純粋な感じの小説でした。

細かな設定で、納得いかない部分があったのと、「人物像」が読んでいてどうもくっきりしなかったのが残念。






Last updated  2011年04月14日 13時18分54秒
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