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小説 笑える・・・

2011年12月05日
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【送料無料】WANTED!!かい人21面相

女子高校生が主人公。かのグリコ・森永事件の犯人が自分たちの街に
いると信じる楓とわたしは、高校のバトン部に所属している。

森永のキャラメルにつられて、いっしょに犯人探しに自転車で駆け回る。

私は楓に振り回されている。楓はバトン部ではレギュラー。私は
万年補欠。マズルカステップだけが妙にうまくなっている。

ある日楓は、バトン部の顧問が「かい人二十面相」
だと断定し、それが波紋を呼ぶ…

「女子高文学」といった趣。ストーリーはまあおいておいて、
ディテイルにユーモアを感じた。マズルカステップって何だ?
相撲の四股みたいなものか?とイメージしつつ…

青春時代の女子同士の微妙な力関係が描かれていて、読みやすかった。
この本には三篇の小説があったけれど、あとの二編はどうしても読めず。

純文学過ぎて、私には理解不能だった。






Last updated  2011年12月05日 17時12分55秒
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2011年06月04日
【送料無料】夫婦茶碗

【送料無料】夫婦茶碗
価格:420円(税込、送料別)



作者:町田康

私にとっては初めての町田康氏の小説。「パンク」というキーワードをよく用いられる氏の作品を食わず嫌いしていたけれど、もっと早くに読んでみておけばよかった。

『夫婦茶碗』『人間の屑』というニ作品が収録されているけれど、かなり笑える、そして切ないところもある。

文体は明治の小説をパロったような感じもあり、でも衒学的なところはなくてイヤミがない。

ふざけっぷりも、エッセイと同様徹底している。

ニ作品とも、働かないダメ人間が主人公なのだけれど、働かないことに(どうしようもないけれど)理屈をつけようとしている。

人間のダメさ加減をこれほどまでに面白く、切なく、しかも巧みな文章で表現できるとは!

町田作品で読むべきとされているのは『告白』だとか。かなりの長編のようなので今は読む余裕がないけれど、いつか、きっと…






Last updated  2011年06月04日 13時07分34秒
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2010年07月21日
御不浄バトル

御不浄バトル

価格:1,260円(税込、送料別)



作者:羽田圭介

1985年生まれの、若い作家による小説。

「僕」は大学卒業後、教材会社の経理部につとめる入社二年目のサラリーマン。仕事はつまらない、しんどいけれどなんとかこなしている。

大学生の彼女ともうまくいっている。

しかし、勤めている会社はあまりにもブラック。彼の楽しみはお気に入りのトイレで用を足すことと、トイレのなかでひそかに食事をすること・・・

会社の悪徳ぶりにストレスが積み重なり、それから「会社都合」の退社を勝ち取るために証拠を集めていく様がストーリーの中心なんだろうけれど・・・

「トイレで食事」???

「便所飯」という言葉を、最近新聞のなかで見つけておどろいた。最近の若い人が、一人でご飯を食べているのを見られるのが嫌で「便所飯」するとか。ええええーーーー?!

若い頃はどうだったかわからないけれど、私は一人で食事するのを見られるのは平気だし、(ラーメン屋でも一人で行ける)アンモニア臭のなかでご飯を食べるくらいなら空腹の方がマシだ。

「便所飯」をする若者、繊細なんだか鈍感なんだかわかんない。それだけ、近頃のトイレがキレイってことなのかな。

さて、小説の面白さは、まあ、普通でした。






Last updated  2010年07月21日 10時57分57秒
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2010年07月08日
けちゃっぷ

けちゃっぷ

価格:1,155円(税込、送料別)



作者:喜多ふあり

第45回文藝賞受賞作。

ひきこもり女子のヒロは、ここ3ヶ月ぐらい誰とも話をしていない。

でもブログでは思ったことを思うままに怒涛のように書き込んでいる。

そんなヒロのブログを見て、ヒロシという男が「会おう」と書き込んできた。

なぜか会ってしまうヒロ。ヒロシはある事情から大学を休学し、アルバイト(AV男優)の撮影現場にヒロを連れて行く…

ネットの世界から現実の世界へ一歩飛び出したヒロだけれど、その現実の世界もなんだかバーチャルで…

ヒロがブログに書き込む言葉遣いがたいへんユニークでスピード感があって笑えた。話すより打つ方が早いって、こういうこと?

ヒロシと会っている最中も、思ったことをどんどんブログにアップするヒロ。とても変な子だけれども、実際にこういう子っているのかもと思わせられる今日この頃。

ヒロもヒロシも、他の登場人物も、他人との距離がうまくつかめずなんだかカプセルに入っているみたい。少子化、一人っ子の増加、ネット社会。こういう時代の人間関係を巧く小説にしているのではと思いました。






Last updated  2010年07月08日 10時48分36秒
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2010年06月28日
逆襲、にっぽんの明るい奥さま

逆襲、にっぽんの明るい奥さま

価格:1,365円(税込、送料別)



作者:夏石鈴子

一見、ふつうの奥様(40代ぐらい)を主人公にした、8つの短編集。

略奪婚したものの、頼りない夫とできの悪い子どもにいらだつ奥様。

姑との同居にいらだつ奥様。

突然襲ってきた病気に恐れとまどう奥様。

などなど、みな、怒りを内に秘めている。「子どもはかわいいもの」という固定観念も横におき、思い通りにならない現実、人間関係に「逆襲」したい日々。

バブル時代に青春時代を送ったからか、不幸に慣れていない感じの奥様ばかり。

自分ばかりがなぜこんな目に?私はもっと幸せであっていいはず!そんな叫びが聞こえてきそう。

当たり前の説教なんかしようものなら、逆ギレしてしまいそうな、自分中心の奥様たちのリアルな内面がちょっとわかる小説集です。






Last updated  2010年06月28日 09時22分02秒
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2010年06月06日
テーマ:お勧めの本(4947)
逆に14歳


作者:前田司郎

劇作家の描いた小説。

丸田史郎という小説家(年齢は分からないがおそらく70歳超の老人)は、友人の葬儀で俳優の白田(これも老人)と再会する。

白田といっしょに暮らすことになった史郎。白田の情熱から、二人で劇団を作って演劇をしよう!という話になるが、団員を募集するとあまりに応募が多く、二人は逃避旅行に出る。

そこで得る新鮮な?性の経験とは・・・

ストーリーはまあまあだけれど、成熟してないというか、いつまでも大人にも老人にもなりきっていない老人の心理描写とか、ディテイルが面白い。

作者は30代前半。体力、記憶力、鋭い性欲が衰えているさまを、若いひとの感性で描くギャップみたいなものが新鮮だ。

いつまでも、トキメキたいという思いはある老人。作者は自分の何十年後かを主人公に重ねているのかしら。

人間の本質というのは、確かに歳をとってもそう変化がない気がする。友人との話題は学生時代は「恋バナ」から「取れないお腹の脂肪について」に変わってきているけれど…

私は子どもの頃、勉強中とか授業中とか、退屈になるとノートの隅に「ドラえもん」の絵を描いていた。今も、手持ち無沙汰のときとか、広告の隅に「ドラえもん」を描いてしまう。

たぶん、老人になっても、老眼鏡かけて新聞をよみつつ、隅っこにドラえもん描くんじゃないだろうか。






Last updated  2010年06月06日 08時24分54秒
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2009年02月28日
テーマ:お勧めの本(4947)
かつて、渡辺淳一の『失楽園』がベストセラーになったのは、これがポルノ小説だったからだろう。私は渡辺淳一の小説があまり好きではないので(母が何か一冊持っていたので読んだけど、挫折した)『失楽園』も読んでいないけど、性描写の過激さで話題になっていた。

この『フェルマータ』もベストセラーになったらしい。うん。はっきり言ってポルノ小説だ。
主人公の男は時間を止めることができ、その間に女性の服を脱がせたりさわったり、いや、もっと…男の妄想をことごとく実現している感じだ。

一応言っておくけど、最初からこれほどの小説とは予想していなかった。岸本佐知子氏が見出して訳した小説なら面白いかなと思ったのですよ。

ポルノはポルノだけど、面白かった。一般的なポルノ小説は女はこうすれば歓ぶだろうヒヒヒみたいな、男の勝手な予想が入っていると思うんだけど(たぶん)、これはそういうのがなくて、自分の妄想だけを忠実に描いているところが潔い。だからイラつかずに読めて、笑えた。

『フローズン・タイム』という映画があって、それも時間をとめていろいろエッチなことしちゃうんだけど、これは実によい映画だった。男性のスケベ心と純情さは両立する。

時間を止めることができたら、何をするだろうか…エッチなことは、相手が動かないんだったら面白くない。銀行強盗も、あとで従業員が大変なことになるだろうから、しない。おいしーくて高級なケーキやさんに行って、ショーケースのケーキを一口ずつ味見する…でも肥るからなあ。派遣切りとかをやって、平気で儲けている企業の社長のお宅から何かいただいてこようかしら。でも、そこまで自力で歩いていくの?めんどうだ。












Last updated  2009年03月05日 09時20分12秒
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2009年02月08日
よーくタイトルを見て欲しい。「レンアイ」ではなく「ヘンアイ」だ。

現代の英米文学のなかから、訳者である岸本佐知子が愛にまつわるとびっきりへんてこな小説を集めて訳している。
シュールを通り越して「奇抜」。
・皮膚が宇宙服に変わり、やがて宇宙に飛び立ってしまうという病気にかかる話、とか
・若くてかわいい男の子を(性欲のまま)丸呑みにして腹の中で飼う女の話、とか
・バービー人形と本気で交際をする男の子の話、とか。
長編だったら辛かったかもしれないが、どれも短編なので、食傷ぎみになる寸前で読み終えた。変すぎる、でも確かに「愛」はある。

訳者があとがきで言っているように、愛をつきつめればへんてこな、グロテスクなものになっていくものかしら…









Last updated  2009年02月08日 08時47分44秒
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