メディカルリビングトラスト (続編)
皆様、こんにちは。マダム・ホーの一番弟子のフィフィです。昨日、お話したメディカルリビングトラストの続きです。(この写真は2005年3月30日付米国ヤフーニュースに掲載されていたAPの写真です。)今日もご主人と両親の対立が報道されていました。このかたの風船の動きを目が追っている様子が先日もテレビで放映されていました。私は専門家ではありませんが、どちらかというと脳幹レベルの機能のように思えました。人間らしい思考や感情表現は大脳皮質でおこなわれるそうです。したがって、脳死判定にあたった医師全員が言うようにこのかたは脳死の状態のように思われます。昨日お話したタイムズ紙には、連邦議会や大統領までを巻き込んだこの事件について「約7割のアメリカ国民は政治的に使用されていることに怒っている」とありました。「アメリカの良識」はまだまだ健在のようです。さて、よほどの霊感者や超能力者でない限り本当にこの患者が脳死なのかどうか、また延命と尊厳死のどちらを望んでいるのか、凡人の私たちではわかりません。ただ、私達が確信をもって言えることは彼女は、夫と両親が15年間にわたっていがみあうことを望んでいなかったであろう、ということです。マダムは「風水の基本は整理整頓」という考えを実践するためにアメリカ人講師による「整理整頓術」のクラスを受講したことがあります。そのクラスでも「人生の整理整頓」というトピックでは「もし、急にあなたが亡くなった時に備えて、次の項目のインフォメーションを書いたファイルの場所を信頼できる家族または友人に知らせておきましょう」と習いました。その項目の一部は次の通りです。お葬式の方法と埋葬方法お葬式の通知を送ってほしい友人達のリスト私物の処分方法(誰に何をあげたいか)銀行口座、生命保険、株、その他の会社名と担当者名、電話番号遺言状メディカルリビングトラスト、その他家族、特に両親にとって、今回の事件のように自分の子供が死ぬという事実を受け入れることは非常に困難です。脳死状態でも、体温が暖かいわけですから、「まだ生きている」「きっと生き返る」と思うのは当然です。だからこそ、残された愛する家族のためにもメディカルリビングトラストや遺言状は必要なのかも知れません。あなたは、どう思われますか?ここをクリックして応援をお願いします。