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カテゴリ:やってよかった/やらなきゃよかった
2021年(令和3年)3月14日(日) トルコに移住してから26年経ちました。 26年前の今日は、52歳の私が愛犬ビクターを連れて、夕闇迫るイスタンブールのアタテュルク空港に、不安と期待のない混ざる、張り裂けそうな思いで降り立ち、生涯を賭けた大冒険の第一歩を踏み出した、忘れ得ぬ渡航記念日です。
かぁちゃん行くなよ、と最後まで引き留める息子に成田空港まで送られ、モスクワで給油のトルコ航空直行便で15時間後にやっと到着、出発前日に娘の会社のファックスに送った、漫画のような絵の原稿が数日前に古荷物から出てきました。 本日はあいにく厳しい外出禁止令が出ているので、朝食も目玉焼きなど焼いて独りで祝います。 明日からはトルコ暮らし27年目に突入です。皆様、今後ともどうぞよろしくお願い申し上げます。 madamkaseこと 加瀬由美子
不退転の決意で旅立つ人には見えません。根はとことん、楽天家なのでしょう。 その後瞬く間に世界中に広がり、正体や対策のわからない疫病として不気味な 影響を及ぼしているため、トルコの政令で厳しい外出禁止令が出されています。 私も朝から家に閉じこもって、朝食に目玉焼きでだるまさんの両眼にたとえ、 無事に26年過ごせたことをお祝いしました。 夕方になってからせっかくの日曜の夜、手間暇かかるけれどもやっぱりかせ餃子を 6匹の猫たちにも、夕飯にドネルケバブの切り落としをたっぷり混ぜた餌を与えた 来ませんでした。それに猫たちのソファーが、こんなに素晴らしい新品同様のもの
同じ生地で、猫足型の腰掛もカバーを縫ってくれたので、こんな風に6匹の猫たち マルマラ大震災のあと、10月19日のまだ明けやらぬ早朝、日本政府から派遣された海上自衛隊の巨大な護衛艦おおすみ、補給艦ときわ、掃海母艦ぶんごの3隻が、500戸分のプレハブ住宅を飛行甲板に積載して、イスタンブール・アジア側ハイダルパシャ貨物専用埠頭に到着、4日間停泊し積み荷を降ろして、トルコに大きな福音をもたらしてくれたのだでした。 その日の夕方、補給艦ときわのボイラー科の乗務員さんたちが、ガイドブックで探し当てたというかせレストランを7~8人ずつ交代で訪れてくれて、夜の客のめっきり減ってしまった店に、干天の慈雨ともいうべき潤いをもたらしてくれたのでした。心から感謝しています。10月23日早朝、まだ朝霧の晴れないうちに、3隻の巨大艦隊は粛々と黒海を目指して船出して行きました。 私には今のところまだ、著書としてはたった1冊の単行本「犬と三日月 イスタンブールの七年」があるのみですが、死ぬ前にまでにせめてもう一つ、トルコを舞台にした小説を書きたいと思っています。人間万事塞翁が馬、でも、こうして数々の窮地に陥った事件を振り返ってみると、私を救い出すものは、結局のところ、自分の地道な努力だけしかないのだ、と言うことを悟りました。 いま、Covid-19という前代未聞の怪物のような伝染病に汚染されてしまった地球。 どんな国際的イベントでもみんながみんなマスクをかけている映像や写真を見るたび、異様なものを見ている気がします。でもこれも、自分を守ることがすなわち家族、地域、自分達の街ひいては国を守ることであると、トルコに住んでいろいろな事件に遭遇した私の思いはそこに行き着くのです。 それにしてもコロナ禍が早く終息して、自由に祖国との間を往来したり、旅行に出かけたい。 日々、願いはそればかり。地球に平和な日々が早く戻ってほしいです。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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おはようございます(^^)
そうでしたかぁ、ビクター君と日本を発ち トルコに着いて新しい人生スタートの日だったのですね。 あの日から26年、でもkaseさんから思えば とても26年間には入り切らない程の多くの事があった 大変な日々だったと思います。 27年目に入って、これからの日々が猫ちゃんたちと 幸せな日々でありますようにと祈っていますね。 とっても素敵なソファーが出来上がりましたね。 kaseさんには、トルコでかけがえの無いご友人が沢山できて 本当に今がお幸せで良かったなと思います。 あとは、どうぞ健康にだけ十分お気をつけ願いますね。 (2021年03月16日 07時04分33秒)
marnon1104さん、こんにちわ。
3月に書いたこの記事へのコメントに、どうやってもお返事が送信されず、その後もおそらく楽天側のサーバー不具合のせいだと思うのですが、今度は記事の中に挿入する写真が載せられなくなったりして、長らく諦めて書けないまま放置してしまいました。 先週7月1日からトルコでは規制がマスクとソーシャルディスタンスはそのまま守らなくてはならないのですが、その他はほとんど自由化され、私も外出出来るようになり、友人達がわが家を訪問してくれるようになりました。 7月6日にタカコさん、七夕の七日にはマキコさんが来てくれて、何時間か一緒に過ごしたり、和食を作っておもてなししたり出来ました。マキコさんは以前にもパソコンのことで不具合の原因を探したり、私の出来なくなった連載を別なサーバーでやり直したりする方法を教えてくれたり、助けて貰っています。 七夕の日も、記事や写真のアップデートをもう一度詳しく説明して貰い、彼女が書いてくれたものをそのままアップデートしてみました。 7月9日には別な友人が久々にシュウマイの記事を見てコメントを書いてくれたので、今試しに、返事が書けるかやってみました。 渡航記念日から実に4ヵ月近くも過ぎてから、コメント欄に試しに書いてみたら今度は送信出来るようになったので、遅くなりましたが、ここにお返事と事情を書きました。 楽天ブログは十何年も続いて書けるときは事細かに記録していた出来事が満載で、とても放り出す気になれないので、少しずつまた書いてゆくようにしたいと思います。 なお、私は2020年の12月末に、今まで使ったことのなかったスマホを購入し、トルコ語と日本語の両方使えるので、1本指でチクチク打つのは大変ですが、時代に乗り遅れては何も出来ない、一人で生きて行かれなくなると必死で少しずつ覚えて来ました。私は元気にしていますのでご安心ください。 ところで、私の電話番号が変わりました。+90 543 423 8291 Vodafoneの回線を使っています。 ラインやWhatsAPPなども使えるし、Facebook友達なら、メッセンジャー電話でも無料で電話通信が出来ます。 今度お話ししたいですね。いましばらくは日本に帰れないかと思うので、日本も無観客でオリンピックを開催するとか、大変な状況のようですね。どうぞ典子さんもお体に気をつけて、ご主人様やT男さんにもよろしくお伝え下さい。 ではこの返信が無事に届きますよう祈りながら、今日はこの辺で。 ありがとうございました。 加瀬由美子 (2021年07月09日 15時20分42秒)
高見由紀さんへ
こんにちわ、イスタンブールの加瀬由美子です。 コメント欄へのご挨拶、ありがとうございました。 じつはこの、楽天ブログ「madamkaseのトルコ行進曲」は、2005年の暮れから続けてきたのですが、数年前から楽天のサーバー不具合により、何度も書き込めなくなったり、送信するとそのまま消えてしまったり、ずっと事故続きで、まともに続けられなくなってしまったのです。 2018年には私が日本で両膝の「人工関節置換手術」を受け、その後2年半、膝の献身のため、何度も日本とトルコを往復することになり、その間に楽天ブログの記入方法などがすっかり変わってしまい、私も続行できずにいたために、今年の正月から、スマホを使い始めたこともあり、長年愛読していただいてきたこのブログを放置或いは遺棄してしまうのは忍びなく、何度も復活を計って手を付けたのですが、今度はコロナウイルス禍のために、海外はおろか、トルコでもイスタンブール市内ヨーロッパ側から出られずにいました。 家に籠りきりの生活は海外で一人暮らしの年寄りにはことに応えます。頑張ってスマホも多少は覚え、サイマズ陽子さんのズームミーティングにゲストとして呼んでいただいた後、皆勤賞でなんとか過ごせるようになりました。 Facebookでも友達申請を頂きありがとうございます。 細く長くお付き合いいただければ幸いです。 今後ともよろしくお願いいたします。 日本も今、豪雨被害やオリンピックの無観客実施などなど、大変な中で世界から孤立しそうですね。 由紀さんもお体ご自愛下さい。ありがとうございました。加瀬由美子 (2021年07月09日 15時38分14秒) |