久々の献血で考える
献血で社会貢献だ!とばかりに献血をした。記憶の中では2回目なのだが、赤十字社の記録によれば、3回目だそうだ。早朝に用事を済ませたが、夕方に講習がある。空いた時間をどうするか。駅には献血車。これだ!とばかりに鴨南蛮そばを食べてのぞんだ。ちなみになぽうは血と針が大キライ。問診、事前チェックの採血と時間がかかるあいだ、なんとなく気持ちは後ろ向きに。さて、血の出方には人によって差がある。私よりあとに採血した人が、私より先に終了し、退場している。なぽうは実は低血圧。こんなところにも影響が出るのね。採血担当の看護士さん「はい、ちょっとこれ、軽くにぎったりしてくださ~い。」(スポンジのちいさいのを手に握らせる)なぽう「はい・・・。」(しかし、持つだけ。血と針を見たくない為にハンドタオルで顔を隠している。) *数分後*採血担当の看護士さん「はい、がんばってくださ~~~い。」(と言いながら、なぽうの手首をニギニギ)なぽう「d?56ij fv5&'%!!!」(注訳:なんてことすんだっ!ヒー!)わずかだが、血管に響く。針が血管に刺さっている、という事実だけでもゾッとするのに。ひでぇ。どうか、どうか、そっとしておいて、お願い。しかし、こんなことをされているのは30分くらいの間、私だけだったので、私は血圧が人並みではなかったのでしょうな。私は針と血が大の苦手、その最強の組み合わせにおびえつつも社会貢献になるならと献血にのぞんだのだ。針が苦手なのでイヤだと思う気持ちが腕を嫌がらせる。実は事前チェックでショボーンな出来事が・・・。なぽう「針、痛そうですね。」事前チェックの看護師さん「針だから痛いのはどうしようもないです。声を出すのはかまいませんけど、腕は動かさないでください。」(毅然とした態度で)なぽう「はい・・・。」(ショボーン・・・でも針はコワい)一方、問診の女医さんは、私の緊張する心を和らげるかのように、ジョークを交え問診をしてくださった。とても心が和んだ。忙しく、限られた狭い車の中で多くの提供者をさばくのは大変なことだろう。誰も献血なんてしないかな、と思っていたが、けっこう提供者がいるのだ。世の中捨てたものではない、などと思ったり。献血はボランティアだ。採血するほうもヘタにこびったりへりくだる必要は、ない。そして提供する側も、変にサービスを期待するものではない。看護士さんの対応がどうだからと文句をいうものではないだろう。ただ、お互いに気持ちよく済めば良いと思う。それだけだ。日頃、自分が仕事をしていて、こういったことがないかどうか、相手の身になって考えているかどうか、気づかされることとなった。そんな事を考えつつ、とある公民館の閲覧室で、しばし休憩。いただいたスポーツドリンクを飲みつつ、思いにふけっていると、強烈なねむけ。やがて突っ伏して爆睡。献血後は、とにかく眠い。そしてその後、2時間のお勉強(講習)があったのだが船をこぎまくって大変だった。何やってんだか。どうぞ、私の血液が役立ちますように。次に献血が可能となるのは年明けの2月2日以降。今後も定期的に献血をしていこうと思う。