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2012年09月07日
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        内田ボブト―クと歌 (7)0029.jpg

   阪急武庫荘駅南すぐの女性センターにあるトレピエに、内田ボブさんが再来するというので取るものもとりあえず駈けつけてきた。CD『瓢箪賛歌』のお披露目を兼ねたライブで、前回お出会いしてすっかりファンになった僕は、彼のトークと歌にゆったりと身をゆだねて、しばし夏雲の下でゴムボートに乗って海原に浮かんでいるような至福の時を過ごした。

 今回特に心に残ったのは、原発問題の根底には深い差別があると言われたこと、そしてもうひとつは、 さまざまなレベルの活動が常に大きなうねりとなりゆかずに小さく小さくわだかまっていくセクト意識をさりげなく超えて統合していくアート(音楽)の力を見なおそうと語ったことだ。西表島でのコミューン生活からはじまり、長野での新しい門出の日にチェルノブイリの悲劇に遭遇し、みんながそれぞれできることをやって、自分たちの想いを拡散させていこうと深く決意した彼の活動は、環太平洋を反核でトータルに結ぶことを目的として、非核憲法を立ち上げたパラオの島民、ホピ・インディアンたちと手に手をとりあって長野県・大鹿村で自給自足の生活を貫きながら、倦まずたゆまず続けられてきた。そのひとつの音楽アルバムが『瓢箪賛歌』だ。

  今回ライブの後、30分ほどではあったが話をすることができ、そのヤポネシアに寄せる偽らざる深い愛情を感じ、益々ファンになってしまった。

瓢箪賛歌 (2)0008.jpg 内田ボブト―クと歌 (4)0026.jpg

         『瓢箪賛歌』

 曲目 

1.ぼくらは地球を愛しているか地球がぼくらを愛しているほどに

2.ローリング・ドラゴン・ダンス

3.往くだけさ

4.いのちの道の上

5.ヤポネシア・フリーウェイ

6.瓢箪賛歌

7.春のコヨーテ谷

Uchida Bob & China Cats Band  定価2500円

発売元 ヤポネシア・フリ―ウェイ

http://amanakuni.net/bob/top.html   

     

 

 






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最終更新日  2012年09月07日 20時17分32秒
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