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カテゴリ:きのこ目の日本史
天橋立海水浴から若狭の阿納尻海水浴場へとはしごの途中に舟木というところを通過したときふと思い出して、確かここには羽衣を奪われて地上の人となって老夫婦を富ませたとたんに捨てられて泣き泣き方々をさすらい歩き、ついにこの地に至って心なぐしくなりぬ(和んだ)と言って落ち着いたとされる天女伝説の地が奈具神社があるはずだと思ったたとたん目の前に。 宮津市由良にもあるがこちらが本家。こじんまりしているが延喜式内社である。 丹後に通い詰めた頃は、まず丹後を生涯の転機とした蕪村関連の事やきのこに縁の深い鬼の研究、はたまた秦氏の痕跡を求めての旅で、ついつい後回しになっていた神社だが、ようやく機が熟したようだ。羽衣伝説は、浦島太郎、海彦山彦の物語とゆかりのある物語ですべて秦氏が深く関与したと思われ、古事記にとどめられている。舟木という海事関連の地名も重要である。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2022年08月13日 19時34分29秒
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