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夢みるきのこ

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2024年03月25日
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 三月もあと1週を残すのみとなりました。先週は読書が進み10冊ノートを取りながらの読書が。週末からの雨で一層拍車がかかったようです。シゾフィルム コムネ 、すなわち集団で発生、傘が分裂するといった意味合いのラテン名をもつスエヒロタケにも出会いました。モグラの仲間のヒミズの手のようなスエヒロタケの表情はまさにラテン名そのもの。
 
陽光に恵まれた先週にはうれしいハナニラの開花にも出会い、このじんわりと浸透する春雨でものみな活気づくことと思われます。春はそこまで来ています。
 一方、歴史は21世紀の今でも社会主義や資本主義という名の帝国の分裂と再構成の飽くなき繰り返し。目下の読書の狙いは現代史における脱植民地化がいかに巧妙な手口で帝国の論理に組み込まれ再構成されていくかに集中しています。そして我が国古代史の方面では、『記・紀』の文献には現れてこない東国の存在についての深読みが目下の課題です。
 まもなくめぐる昭和の日の異民族慰霊第49年祭は、
2025年より始まるきのこ暦第五期のプレ・イベント。ここまで生かされるとは思っても見なかった私にとっても最期の8年となるように思えます。残り少なくなった盟友たちと精一杯の努力を果たしたいと思っています。
 そうそう、先週観たアンジェイ・ワイダの遺作『残影』は、今の私の関心の核心部分に触れる内容を孕んでいましたので『月のしずく』次号で紹介いたします。次号はムックを支えてくれていたHくんの急逝の追悼号も兼ねています。本当に惜しい人を亡くしてしまいました。彼の遠野市での令和2年度佐々木喜善賞受賞作『遠野郷の9日間-佐々木喜善、伊能嘉矩、そしてニコライ・ネフスキイ』は遺作となってしまいましたが、版権帰属先の遠野市より許可を得ておりますのでいずれ何らかの形で「月のしずく」購読会員にはお届けしたいと考えています。





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最終更新日  2024年03月25日 11時36分36秒
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