子供のパワーに脱帽!!
約 一ヶ月ぶりに娘と孫のRIKUが遊びに来た。お婿さんはスノーボードでお楽しみ。久し振りに会ったRIKU(1歳4ヶ月)はいつのまにか歩いていて、どんどん言葉も覚え、表情も豊かになっていた。 何にも考えないで無心に遊んだし喜んだりするRIKUの相手をしているとすごく疲れる反面、ものすごく力強いエネルギーをもらった気がする。 振り返ったら、こんなおだやかに娘や、ましてや自分から見ての「孫」の顔を見ることができるなんて2年前には考えられなかった。 真面目に高校に通っていた娘の不登校、その流れでの退学、恋愛問題(結果として結婚して、RIKUが生まれた)、姑の突然の死・・・妊娠したと聞かされ、それでなくてもわが家はみんなパニックに陥り、この先、どうしていいか・・・と途方にくれていた時の事実ー。 本当に嵐のような毎日だったけど「どうしても産みたい、この命を守りたい」との言葉に私達は、一番孫のことを心配していた姑の気持ちも考えて「安心してください」と仏前に報告するためにもとささやかな結婚式を教会であげて祝ったのです。 そして、お婿さん立会いのもと、無事、五体満足な赤ちゃん、RIKUが産まれたのでした。 20歳の二人が親元を離れて、あえて誰も頼ることのない田舎の町に引越し、ふたりで力を合わせてがんばっている様子を見ていて、自分の子育て(娘を育てた時)のことを振り返るといつも主人の両親に面倒を見てもらったりアドバイスを受けて育ててきたことを思うと、正直、えらいなぁーと感心する。 保育所に預けて共働きをしながらのびのびと育てている。 世間でいうような‘幼児虐待’とは無縁の(もしかしたら親バカに見えるほど)RIKUと3人の生活を楽しんでいる。 私の周りには父親が子供を純粋にかわいがったり、相手をする男の人がいなかったためか(父親も主人もあまり感情を表に出す人ではないので)お婿さんがすごくRIKUをほめたりかわいい、と何度も言う感じは私にとって新鮮でほほえましく思える。 年末に中耳炎をこじらせて2週間ほど入院したりしたけど結局、娘とお婿さん二人で付き添いを交代でしたりして乗り切った。 そばにいってあげられなくて気をもんだけど今はとても元気になって保育所にも元のように元気の通っているとのこと。 あの、笑顔、表情のひとつひとつ、一挙手一投足に笑いが大人たちからこぼれ、RIKUの存在そのものがしあわせにしてくれる。 あの時、娘が初めて、親に反抗して、絶叫しながら「絶対産みたい」と言った言葉・・・本当に産まれてきてありがとう、と帰っていく姿を見送りながらしみじみ思った一日でした。