2008/06/13(金)20:58
マドレのクオリティコントロール(第五回報告会)
↑なんか喧嘩してるみたいですが(笑)ぜんぜん、そんなことありません、みんな熱く語ってるだけです。
昨日は月に一度の、インストラクター報告会。
インストラクターが顔をあわせて、いろいろなことを話し合います。
高橋葉子先生、吉田紫磨子先生、野田カオリ先生、そして所沢で頑張っている谷藤里絵先生も報告してくれています。
産休中の白石あすか先生も赤ちゃんといっしょに参加してくれました。
カワイイーーーーーー
マドレボニータには、それぞれのインストラクターが、
どの教室でも、常に質の高いレッスンをおこない、
自信をつけて成長していけるような仕組みが、いろいろあります。
そのひとつが、報告会。
そのほか、インストラクターのメーリングリストや、
月に一度の報告書、そして
マドレアワード、などなど。
2008年5月の『マドレアワード』受賞者
●「自慢したいエピソード」部門: 吉田 紫磨子さん
●「教訓になったエピソード」部門: 水口 陽子さん
認定制度を導入した当初は、
まずはメーリングリストだけだったのですが、
そこに、報告書や、コメント、マドレアワードを導入することによって、
それらの仕組みが有機的に効果を発揮して、プログラムのクオリティの向上に貢献しています。
昨日、報告書を、まとめて読んでいたんですが、
MLに書ききれてない、すごい大事なことが、とりこぼされずにちゃんと記録されているのです。
そうなんです、MLだけでは不十分なんですね。
MLへの書き込みは任意ですが、報告書の提出は義務です。
MLの限界を、報告書が補っているというかんじでしょうか。
一人ひとりが、報告書でちゃんと自分の仕事を振り返ることができ、
他のインストラクターの振り返りから学ぶことができる。
そんな報告書は、宝の山。
その宝の山を活かすために、コメントと表彰、
という二つのフィードバックの仕組みがあるのですが、
この合わせ技がすごくいいなとおもってます。
(コメントは、SVP東京のKさんにアドバイスいただいてすぐに導入、表彰のシステムはSFCの井上研の春合宿の授業中におもいついて、これもすぐに導入。)
それはそうと、報告会中、赤ちゃんずっと抱っこさしてもらいまちた。カワイーーーーーー!
皆さんが出してくれた報告書を、シニアインストラクター(4人いるので持ちまわりで)が、
読み込んで、コメントを記入します。
そして、そのなかから、みんなに有益なケーススタディとなる報告をしてくれた人を選んで、
表彰します。(詳しくは、今月の選出者の仲井果菜子先生に記事を書いてもらいますね。)
この仕組みのなかで、一番、学びを得ているのは、
コメントをかくために報告書を読み込んでアドバイスをかきこむシニアインストラクター
だとおもいます。
その考察の豊かさ、鋭さに、いつも脱帽、感動してしまいます。
こうやって、シニアインストラクターも成長し、
コメントをもらうインストラクターも、
そのコメントを読んで、すごーーく勉強になる。
今回は、沖縄の仲井果菜子先生が表彰のコメントも送ってくださり、
高橋葉子先生がプレゼンターになって代読してくれました。
←クリックすると動画はじまります。
↑ここで読まれた内容を一部ご紹介します。
惜しいな~と思ったのは、
こんな「がちょーん」なハプニングがあった、
という報告だけでほぼ終わってしまっているケースがいくつかあったこと。
「体験」を「教訓」に変えて、
ほかの人にとっても有意義なケーススタディにするためには、
起こったことの根っこにある部分をもう少し考察して整理し、
汎用性を高めること、
また、「どう対応すべきだったか」も
もっと具体的にシェアしていただきたいな~
と思ったケースがいくつかありました。
さて、そんな中、
陽子さんのホームクラスのエピソードは、
先週やったばかりの肩こりのセルフケアの、
内容ばかりかやったことすらまったく忘れているという
衝撃的な参加者のお話。
そこで、「わ!産後の脳の鈍化・・・」とびっくりするだけにとどまらず
ほかの人に教えてもらってくださいね、
とふることで交流を促しつつほかの参加者の脳も活性化させ、
さらに事件に乗じて(笑)、
忘れないうちにメモを取ることをオススメすることで
参加者が積極的にクラスの内容をメモるようになったとのこと。
一見、マイナスなだけに思われそうな参加者の
「覚えてない」カミングアウトを、
いい形に生かして、
よりクラス参加者の充実度を上げたということがすばらしいし、
長く経験を積んでいる陽子さんならでは!だと思って、
今月の受賞者とさせていただきました。
というわけで、
おめでとうございます~!!>お二方
お時間あるときにでも、
また、各エピソードを詳しくシェアしていただければ
うれしいです☆
このマドレアワードは、
教訓になったエピソードと、自慢したいエピソードの
2種類に贈られるのですが、
ほぼ日手帳に挟めるサイズのちっさい賞状と、
図書カードが贈られます。(教訓は1,000円、自慢は500円)
各インストラクターは、受賞エピソードを聞いて、
来月もがんばるぞーーーってなる気がします。
新人にもベテランにも平等にチャンスが与えられていて、
みんなが初心にもどるきっかけにも。M-1グランプリみたい!
今回受賞した水口陽子先生も吉田紫磨子先生も、
みんなが憧れるベテランのインストラクターですが、
2人とも、学び続ける姿勢は、養成コース生よりも貪欲で。
陽子先生なんて、涙ぐんでまちた☆
う~ん、暑苦しいっ(笑)←(いい意味で)
動画です。
↑エピソードof the monthの発表。
ここで読まれた内容を一部ご紹介します。(文:仲井果菜子先生、朗読:高橋葉子先生)
●「自慢したいエピソード」は、
今月、すばらしいエピソードがたくさんあって、
かなり!迷いました。
大変な状況の中、どうにか手配してクラス参加してくださった、
という参加者のお話が多く、
(離婚、実親の訃報、上の子の体調不良など)
人生の危機にあるからこそ、真価を発揮するという、
産後プログラムの本質を再確認させていただきました。
その中、紫磨子さんのエピソードは、
「シェアリング」という産後プログラムのツールを、
参加者が自発的に、家でも、そして外での交流タイムでも(!)
実践されていた、とのこと。
きっと家でシェアリングを日々実践してきてくださっていたから
外での参加者同士のランチ時にも、自然とシェアリングしましょうか、
という流れになったんでしょうね。すごいことです。
産後女性に必要なツールを、
(身体に関することだけでなく、頭に関するツールも!)
しっかりと手渡せて、日常での実践に導けている、
ということがとても印象に残り、
今月の受賞者とさせていただきました。
(文責:吉岡マコ)
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