カテゴリ:講演会
みなさまこんにちは!マドレボニータ事務局の宮下ひかりです。
昨日5月30日(月)、東京・千駄ヶ谷のiSB公共未来塾の エンハンスド(拡張)プログラム(子ども子育て)にて、 マドレボニータ事務局のちぃさんこと北澤ちさとが講義を行いました! (左がちぃさん、右がマコ先生です!) このiSB公共未来塾には代表の吉岡マコもプログラムオフィサーとして名を連ねており、 今回のプログラムが 「継続的に社会的企業を運営するためにはどうするべきか」というテーマなので、 実際にNPO法人の事務局で働いているちぃさんが適任!と白羽の矢が立ったのです。 さて、第1回目となるの今講義のタイトルは 「さまざまな制約を活かし、継続に強い事務局体制を作る」。 マドレボニータ事務局は、主に4人の理事と8名の事務局スタッフ、 (プロジェクトによってはそこに21人の認定インストラクターや会員さんが加わります) で運営しているのですが実はその全員が女性でほとんどが子持ち。 子どもが乳幼児というスタッフも多く、 本当に皆「さまざまな制約」の中で仕事をしています。 そんなマドレ事務局の大きな特徴は、固定のオフィスがないこと! お教室のためにスタジオを借りたり、 定例ミーティングのために会議室を借りたりすることはありますが、 固定の事務所はありません。 そのためスタッフは全員在宅勤務。 情報共有やデータのやりとり、保存は、 クラウドコンピューティングのシステムやGoogleドキュメント、 メーリングリスト(ML)などを駆使して基本インターネット上で行っています。 プロジェクトやメンバーごとに作られ、現在稼動しているMLの数は実に26! もちろんすべてのMLに毎日投稿があるわけではないのですが、 それを読んで、どのチームが今何をやっているかを把握するのです。 そして勤務日にはPCの前に座り、始業時に「朝メール」で一日の業務予定を、 終業時に「夕めーる」でその日行った業務内容を報告します。 マドレではワークシェアリングをしているので、 この「朝メール」「夕めーる」が業務日誌の役割を果たし、 翌日の勤務に入る人が次に何をすればよいかを確認できるのです。 またメールにはその日の出来事について自由に書いてOKなので、 ちょっとした交換日記のようにもなっていてそれがまた楽しかったりします。 と、こういった説明をしていると、受講生の皆さんから度々、 「えーーー!」とか「すごーい!」とか、「なるほどー」なんて声が。 事務局に入って間もない私ですが、既にマドレスタイルが当たり前になっていたので、 皆さんが驚いたり感心したりなさっている姿に、 改めてマドレ事務局が斬新であることを気づかされました。(手前味噌でスミマセン!) しかもこのスタイルは、マドレボニータができた当初から決まっていたものではなく、 実はここ5年ほどの間に少しずつ事業を拡大し、 スタッフの人数も増えていく中で徐々に確立されてきたものなのです。 なんて書いているとどんどんマドレ自慢のようになってきてしまいますが、 実際私たちスタッフにとっては、子どもを持って働く中で とても理想的な環境だと思っています。 今回のプログラムを受講された方がご自身のやり方にアレンジしつつ、 マドレ事務局の手法を事業運営に活かしてくださったらとても嬉しいな! と思った一日でした。 当日使用したスライドの資料は、コチラからPDFがダウンロードできます。 どうぞご利用くださいませ。 次回の講義は6月13日(月)。 またこちらでご報告させていただきますね!! 3回の講義のシラバスはコチラです。 また、こうした講義のご用命も承っております。 マドレボニータの運営や立ち上げについての講義や講演のご依頼につきましては、 お問い合わせフォームからどうぞご連絡くださいませ~。 (文責:宮下ひかり) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2011.06.03 11:34:21
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