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マドレボニータ(美しい母)プロジェクト★

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2011.09.15
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皆さんこんにちは、産後セルフケアインストラクターの高橋葉子です。

毎月定例の、インストラクター活動報告会にて、

今回は、特別企画!「0歳児」の赤ちゃんの緊急時対応の勉強会を行いました。


『知ろう!小児医療 守ろう!子ども達の会』代表・阿真京子さんにご協力いただき、

NICU看護師の佐藤孝子さんを講師としての勉強会、第2弾「実践編」です。

(※第1回の様子はコチラ

緊急時対応←杉並消防署から赤ちゃん人形たちをお借りして!


「あれ、おかしいな?」という時、まずどうするのか、という説明をお聞きしたあと、

緊急度高!の場合の「心肺蘇生」の方法を教えていただきました。

子どもを持つ親にはとっても大事なことだと思いますので、報告がてら、ここで皆さんにもシェアしたしますね!



まずは、

◆まわりの安全を確認してから、、、

足の裏を刺激して、反応を見ます。(けっこう強くてOK)
緊急時対応←足首をもって支えます。
  ↓
ここで「反応がない」場合…


「119に通報」!

 自分のほかに誰かその場にいたら、ほかの人に電話してもらいましょう。
 また、もしまわりに赤ちゃん連れの方がいたら、安全のために移動してもらいます。


「気道」を確保します。額に手を当て、もう一方の手で顎を持ち上げるように。
緊急時対応←○ ×→緊急時対応
顎をあげると息をする道が開けます。逆にすると押さえられちゃうので注意。


呼吸を確認します。『見て』『聴いて』『感じて』、5~10秒。
  ↓
ここで「呼吸ナシ」の場合…(わからない時も)


心肺蘇生

人工呼吸用のマスク※をかぶせて(自分の子どもであれば、なくてOK)、

赤ちゃんの鼻と口を覆うように、自分の口をあて(=息が漏れないように)

1秒かけて吹き込む×2回
 ⇒「胸が上がるか」見て確認。(孝子さんが指先当てている所)
緊急時対応
※専用マスクは、ドラッグストアで購入できるそうです。アマゾンでも!


胸骨圧迫

乳頭を結ぶ線上の中央より、少し下(足寄り)の胸骨のところに、

指2本を垂直に立てて(ピンポイントで)、胸の厚みの3分の1くらい沈むくらいに、

30回押す。(1分に100回の速さ)
緊急時対応

 ↓↓
これで変化がみられなければ、人工呼吸と胸骨圧迫を繰りかえします。


…これが一連の流れです。
こういった処置を行いながら、救急車の到着を待ちます。

さて、続いて全員で実習してみました☆ 再度、流れをおさらいしますね。


周囲の安全を確認

足裏を刺激して反応をみる 「大丈夫ー?」
  ↓
 「反応なし」(声出さない、泣かない、手足動かさない)
  ↓

119番通報
自分ではなく、まわりの人に依頼する。「〇さん、119番通報お願いします!」と指名して。
緊急時対応
まわりに赤ちゃんたちがいたら、その場から移動してもらいます。
この誘導も、どなたかに指名してやってもらいます。


片手を額に当て、もう一方の手で顎を持ち上げ、気道を確保。
 「見て」「聴いて」「感じて」5~10秒観察。(胸を見る)
緊急時対応
  ↓
 「呼吸ナシ」(わからない場合も)


人工呼吸
 専用のマスクをして(あれば)、
 赤ちゃんの口と鼻を覆い、1秒かけて息を吹き込む。×2回
 吹き込みながら、胸が上がるかどうか見る
緊急時対応


胸骨圧迫
 乳頭を結ぶ線上の、中央より少し下(足寄り)を、
 指2本で、1分に100回の速さで、30回押す
 胸の厚みの3分の1沈む程度の強さ。
緊急時対応
 速さは、アンパンマンのマーチくらい。
 「もしもしかめよ~」でもOK。1番歌うとちょうど30回くらいになります。

 人工呼吸、胸骨圧迫を繰り返し。
 
 結構、指がつかれる!!!ので、誰かと交代しながらやりましょう。



窒息してる場合は

何かを飲み込んで「窒息」してしまったら、、、(1歳までの場合)

片膝をたて、その上に赤ちゃんをうつ伏せに。
赤ちゃんのおなかの下に腕を差し入れ、手で顎を支える。
(首を押さえないよう注意)

この時、頭のほうが低くなるように。

反対の手で、背中を「ばん!」と叩く。
手首のちょっと上あたりの、力が入りやすいところで。
緊急時対応 緊急時対応


1歳以上の子だったら…こんなふうに。みぞおちを、ぐっと引き上げるような感じ。
緊急時対応 緊急時対応

何かを飲み込んでしまうことって、小さい子は本当に多い…ですよね。
これはぜひ覚えておきたい方法です。



なぜ心肺蘇生するの?

「心肺蘇生」なんて、、、専門家じゃなくてもいいの?ちょっと怖い…

って、おもいますよね。自分の子ならまだしも、ほかの子だったら??できる??ドキドキ…


しかし、上記の方法は、誰にでもできるようにポイントを押さえてまとめられていて、

こういう緊急時には、誰にでも、やってほしいことなのだそうです。


「血液の流れ」が止まってしまうことが重大問題で、

胸骨圧迫によって血液を流してあげることが大事!とのこと。


救急車が到着するまで、平均9分だそうです。

大人の場合、10分以内に心肺蘇生を行えば、60%以上が「社会復帰できる」とのこと。

つまり、「えー、私にはできない~どうしよ~;;」と躊躇しているうちに、

その人の今後がどうなるかが決まるかもしれない、ということですよね。

「できる限りを尽くす」ことが、その場に居合わせた人の使命と言ってもいいかもしれません。


大人への処置の場合は・・・
緊急時対応肩をたたいて反応確認
緊急時対応 緊急時対応
手を重ねて胸骨を押します。 人口呼吸は、鼻をつまんで押さえ、口のみ覆って吹き込む。


上記が、赤ちゃんとの違いですが、行うことは同じです。


今回、講習を受けて、実際にやってみて思ったのは、

「頭で理解」ではなく、「体で覚える」ことが大事!!ってことです。


特に、こんなパニックな状況だからこそ、頭はアテにならないでしょう。

何度も何度も繰り返して、カラダに染みつかせておきたい!!



実は私、小学校PTAでも救命救急教室を年に1度やっているのですが、

いっつも都合があわず参加できたことがなく…;(もったいないなー)

次回はなんとしても参加しますっ。

各地域の消防署などでも、講習を行っていたり、出張もしてくれるそうなので、

皆さんも一度体験してみると、「安心」できるはず!

(赤ちゃんの検診時などに「必修」にしてもよさそうですよねっ)


(文責:高橋葉子)





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最終更新日  2011.09.18 09:11:57


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