乗り越えてきたからこその笑顔
今朝紹介したカフェをオープンさせるスタイリストのけいこさんとか、先日テレビでマドレのことをとりあげてくれたワーキングマザーのディレクターのかたとか、子どもがいて、じぶんのやりたいことをがんばって実現して、っていう人を紹介したりすると・・・「マドレにくる人は、お母さんも赤ちゃんも健康で元気で恵まれてるからいいですよね。」と、ちょっと意地悪なトーンでいわれたりすることがあり、それはとってもとっても心外で、残念です。産後クラスに参加してくれる人たちは、子どもも自分も健康で元気いっぱいで恵まれてて悩みもなくてそれでヘラヘラ笑ってるわけではありません。むしろ、いろんな逆境にある人もいっぱいいます。病気の子や障害児の親もいるし、乳飲み子抱えて離婚したばっかりの人もいる。また、たいして逆境にあるわけじゃないのにウツになれば「恵まれた環境にあるのにワガママよ」と同情もされずむしろ批判され、余計に落ち込んで・・・という状態で来る人もいます。でも、そういうときだからこそ、体力が必要だし、そういう人たちだって訓練すれば体力、筋力を身につけられるっていうことをインストラクターたちは知っていて、その人たちの可能性を信頼しているからこそ、容赦せずに、エクササイズをしてもらうし、シェアリングもする。そして、その結果、体力がつき、逆境にあっても、悲劇のヒロインにならずに、その体験から学ぶことができるのだとおもいます。だから、教室に足を運んでくれる母親たちのあの笑顔の裏には、いろんな葛藤があり、いろんなドロドロもあり、それを乗り越えてきたからこその笑顔だから、彼女らの笑顔は美しいのだとおもってます。もちろん、そんな教室に足を運べないくらい弱っている人がいることも知っています。そういう人のために、鍼灸師の野口さんのような存在がいらしたり、病院というものがあるのだとおもいます。そこは、それぞれがお役目を果たせるといいとおもいます。また、そういういろいろな大変なことを乗り越えて、仕事でやりたいことができている人というのは、元気で余裕があるからやれているわけではないのです。「自分が出会ってしまった問題意識」から目をそむけられず、動かずにはいられない、やらずにはいられない、という自分のなかの必然性があってやっているわけで。それは、いろんな問題を見て見ぬふりせずに、ちゃんと自分の目で、その目を曇らせずにしっかり見てきたからこそ、ほんとにやりたいことに出会えて、やれているのだとおもいます。そして、やりたいことをやるためには、みんな並々ならぬ努力をしているのであり、(でも本人はそれを努力とは呼ばないことが多いけれど)そのために、ひとに頭をさげて、子育てを手伝ってもらったり、っていうことも面倒くさがらずにやっている。そういう、ひとつひとつの努力は、あまり外には見えないから、ただ恵まれてる人なだけに見えちゃうのかもしれないけど。子育てに関することって、ほんとに表面だけみてると、いろんなものを見誤ることが多いから、本当に気をつけなければいけないとおもう。(文責:吉岡マコ)●マドレボニータを応援しませんか。<実践会員・サポート会員募集中>●産後白書プロジェクトこんな人に集まってほしい!と熱く語っております。●全国のお教室●好評開店中↓マドレブックス取り扱っています。**************************************★2008年6~8月★マドレスケジュール★**************************************6/5,19(木)★踊れるカラダづくり講座≪4回コース・後半≫6/20(金)★養成コース第3期募集〆切り6/26(木)★ボールエクササイズ講座/ウォーキング講座6/27(金)★NECワーキングマザーサロン@名古屋7/7,8(月,火)★産後プログラム指導法集中講座2DAYS7/10(木)★踊れるカラダづくり講座≪超基礎≫7/17(木)★ボールエクササイズ講座/ウォーキング講座8/7,21,9/4,18(木)★踊れるカラダづくり講座≪4回コース≫★:一般向け基礎クラス ★:アドバンスクラス(産後クラス卒業生~) ★:インストラクター養成コース