『マドレな人々』3~クラスがない私の地元にも「産後ケアを伝えたい!」~
こんにちは。マドレボニータ事務局スタッフの太田智子です。ただいま、事務局スタッフ北澤とともに、「准認定ファンドレイザー」という資格取得を目指して勉強中です。6月末には第1回めの試験があります!マドレボニータでもマドレ基金のファンドレイジングをしていますが、私もその一助となればと思い、JustGivingにてチャレンジを立ち上げました。よろしければ、ぜひ応援してください!励みに成ります!准認定ファンドレイザー資格を目指して勉強!マドレ基金に寄付☆**********さて、マドレボニータの活動は、会員さんや、産後クラスOGのみなさんの、思いや活動に支えられています。そんなみなさまにスポットライトをあてた『マドレな人々』シリーズ。第3回は、東京都東大和市でバランスボール体験会をご開催くださっている「ひがしやまトーク」のお二人をご紹介します。「まいちょろ(堀田 麻衣)」さん写真左2011年5月第1子出産2011年度NECワーキングマザーサロン@西東京に参加2011年10月東村山クラスを卒業 2011年10月よりマドレボニータ賛助会員2012年4月に復職「ひぃちゃん」さん写真右2009年10月第1子出産2010年1月所沢クラスを卒業2010年2月、産後3ヶ月で復職ひがしやまトーク代表写真の中央は東大和での体験会を担当している永田京子インストラクター(きょんちゃん)です。「産後のボディケア&フィットネス教室(4回コース)」を所沢と東村山で、「にんぷクラス」を所沢で開講中です。★お二人とも永田京子インストラクターの教室のOGですよね。マドレボニータを知ったきっかけは?まいちょろ:マタニティヨガが好きだったんですが、産後もう少し激しい運動をしたいと思っていました。「産後フィットネス」でネット検索をしていたところ、マドレボニータの産後クラスを見つけて、これだ!と。ほぼ時期を同じくして「NECワーキングマザーサロン」のことも知り、同じマドレボニータだ!リンクしてる!とこちらも申込みました。ひぃちゃん:出産後、「ひがしやまトーク」のブログの読者登録をしてくれた方のブログでマドレボニータを知りました。コメント欄にも「オススメ!」と書いてくれて、行ってみようと。★ひぃちゃんが代表をしている「ひがしやまトーク」について教えてください。ひぃちゃん:「ひがしやまトーク」は0歳児の親子向け公民館講座を前身としたサークルです。さまざまな講座やイベントを企画・開催していて、会員限定のものと一般も対象のものがあります。まいちょろ:「ひがしやまトーク」のブログは、東大和市内の乳児の母の間ではかなり知られた存在なんです!私も妊娠中からブログを読んでいたんですよ。★「バランスボール体験会」は「ひがしやまトーク」の様々な講座のうちの1つとして開催されてるんですね。まいちょろ:そうです。実はバランスボール体験会は、過去にもひぃちゃんが企画して何回か実施したことがあったんです。私が東村山クラスを修了したとき、地元の東大和で体験会を開催したいなと思って。きょんちゃんに相談したら、以前「ひがしやまトーク」で体験会をしていたことを教えてくれたので、ひぃちゃんにつないでもらいました。体験会は2012年11月に再開して、3月まで毎月開催してきました。4月に私が復職し、担当を離れたんですけど、今後も隔月くらいで開催していってもらえそうです。★お2人とも産後クラス修了後に「東大和で体験会をしたい!」と思われたそうですが、そう思った理由は?ひぃちゃん:私自身がクラスに参加して、とても元気になったし、リフレッシュできて本当によかった。ぜひ東大和の母たちにも知ってもらいたかったんです。まいちょろ:私もクラスを受講してみてとても良かった!と思って。でも東大和から東村山は、乳児連れだとちょっと遠いと感じる母友が多いんです。できれば地元で預け、地元で受講したい。地元の友だちにも知ってもらいたいし、体験してもらいたかった。それと、復職前に地元でのネットワークを作りたくて、地元の母友がたくさんできたらいいなという思いもありました。★体験会はどんな感じですか?まいちょろ:時間は90分、みっちりバランスボールエクササイズをやってます。みんな喜んでくれて、リピーターも多いです。保育付きなんですけど、無料にせず200~300円いただいています。タダだから…ではなく、主体的に参加してほしいと思っているので。体験会の様子。体験会のチラシはこんな感じです(過去の体験会のものです)。★ブログからも盛り上がっている様子がうかがえます!告知・集客はどのようにしていますか?ひぃちゃん:メインは「ひがしやまトーク」のブログ記事を見て参加してくださる方が多いです。あとはまいちょろちゃんが母友にいっぱい宣伝してくれました。まいちょろ:参加した友だちがリピートするときに、他の友だちも誘ってくれるようになり、回数を重ねるごとに集客がラクになっていきました。ひぃちゃん:マーケティングの仕事をしているのですが、こういった地域での講座開催でも、情報を集め、的確に発信することが大切だと実感しました。★やっぱりホームページで的確に情報を伝えることと口コミの両方が大切!なんですね。体験会を企画するときに気になったことはありましたか?ひぃちゃん:インストラクターに出張開催を頼んでいいのかがわからず、迷いました。でもきょんちゃんのブログを読んで、他エリアでも体験会などをやっていることがわかり、お願いすることができました。あと、来てもらうからには集客できないと、というプレッシャーも少しありましたね。まいちょろ:私も、人が集まらなかったらどうしよう…というのは心配でした。あと、できるだけ2~6ヶ月の方に参加してもらいたいなぁと思って声をかけていました。★永田インストラクターはこのお二人の体験会、どう感じていますか?永田:本当にありがたいです!自分が住んでいない地域での教室開催は、地元に比べて困難なことが多いんです。情報が少なく、土地勘もない。どこにチラシをおいてもらえばいいかわからないし、会場の手配も大変。自治体の住民でないと公共施設が借りられないことも多いですし。なので、地元に住んでいるクラス卒業生の方がこうして声をかけてくださり、協力いただけることは本当にうれしいです!★これから体験会をどんな風にしていきたいですか?ひぃちゃん:もともとは、東大和の体験会をきっかけに所沢や東村山での4回コースを受講してほしいという思いがあったのですが、やや遠いということもあり、そこにまだつながっていないことが課題です。また、リピーターが多いのはうれしいことですが、最も産後のリハビリが必要な産後2~6か月の方の参加が減ってきているので、告知をがんばりたいです。今回インタビューを受けて活動を振り返り、ゆくゆくは東大和に4回コースをつくりたい!という気持ちが湧いてきました!★自分の産後のリハビリが終わればそれでよし、ではなく、他の人にも広めたい!と、活動にご参画くださることは、本当にありがたいです!まいちょろ:地元で体験会を開くという形でマドレボニータや産後ケアを広める活動に携わることができてうれしいです。最初はマドレボニータに共感していても、その気持ちを「参画」という方法であらわすということ自体に気付いていませんでした。体験会までいかなくても、友だちとの話題にするとか、妊娠中や産後間もない方にクラスをご紹介するというようなことも立派な参画の一つなんですよね。ひぃちゃん:受講生にとってインストラクターは「先生」であって、気軽に声をかけることができないと感じている人もいるかも。でももっといろいろ話しかけて、どんどんクラスを宣伝したり、企画を持ちかけたりしてもいいんだなと思いました。きょんちゃん:もちろんです!!★では最後に、このブログを読んで自分でも何かやってみたいけど、どうしよう…と思っている方に向けて一言お願いします!まいちょろ:既存のクラスに参加するだけでも仲間はできるけど、自分で体験会などを企画するとさらに密度の濃い信頼関係を築けます。また、開催も回数を重ねればいろんなことがラクになっていきますよ。一緒にやれる人を探してみるのもお勧め。一人でゼロからやるよりは断然ハードルは低くなります。クラスで近くから来ている人がいたら「一緒にやってみない?」と誘ってみてもいいかも!もしくは、私がひぃちゃんに相談したように、既に地元でサークルや母向けのイベントをやっている人に相談するのもいいと思います。ひぃちゃん:クラスを体験したこと、感じたことなどをSNSに書いてみてほしいです。ブログはハードルが高く感じる人もいるだろうし、mixi日記で十分です。自分の振り返りにもなるし、結果それを見た友人たちが関心をもってくれたりしてクラスを受講したり、マドレボニータを知ってもらうきっかけにもなります。マドレの経験に関わらず、産後に自分がやってみたことや感じたことをどんどん発信してほしいなあと思っています。★ありがとうございました。これからも地元の母たちに「産後ケア」の大切さを伝えていってくださったら、こんなに心強いことはありません!これからもよろしくお願いします!(文責:太田智子)