2010/02/17(水)17:59
BLCD「嵐のあと」
大人の恋愛だなあ、と思いました。
自分の生活があって、仕事があって、
恋にすべてをかけられない。
でも淡々とした中にも甘さがあって、劇的に盛り上がるわけじゃないんだけど
最後まで楽しく聞きました。
キャスト:榊 正彦:森川智之、岡田一樹:中村悠一
美山洸平:鈴村健一、他
インテリアの輸入会社社長の榊は、不動産会社が手がけるマンションの、モデルルームのプレゼンの打ち上げ会場で、ある青年と出会った。
岡田一樹――今回の物件を担当するという企画部の営業マン。
柔らかな印象、趣味のいいシャツ、きれいな指……そして、恋人はなし。
榊の意識は、自然と岡田へ……。
男同士の恋愛で本気になってもいいことなんて何もない――
そう割り切って生きてきた榊だったが……。
店を変え、二人で飲んだあくる日、榊が目を覚ましたのは、岡田の部屋だった。
記憶を失くすほど飲んだ榊を、岡田が自分の部屋へ連れ帰ったのだ。
起き抜け早々身だしなみを気遣う榊に対し、岡田が発した何気ない一言、
「オカマっぽいね」。
その言葉は、二人の間の相容れない恋愛の壁の存在と、榊の学生時代の切ない恋を思い出させた――。
そう、この恋も叶わない――。
仕事を通じて近づいていく二人の距離。
“友情”で片づけられない榊は、ノンケの岡田の無自覚な言葉に、そして行動に翻弄される。
榊の心の中に吹き荒れる嵐。
その嵐が通り過ぎるのをひたすら待とうとする榊は、岡田と距離を置く。
それでも募る岡田への想い――。
そして、岡田の心にも嵐が来ようとしていた……!
コミコミさんからあらすじ持ってきたんだけど(いつもそう)、
なんか長いな(笑)
ノンケに恋してしまったゲイ・榊のモノローグ中心なのですが、
あきらめようと何度も思いながら、
それでもあきらめきれない…。
せつなくて涙が出そうになりました。
最後の岡田との会話は、
優位に立とうとする岡田は年上っぽくて(年上なんですが)
よかったなー。
性格も出てて。
一夜明けたあとの、甘々にならない、
平静を装いつつ、どこか照れくさい感じもよかったです。
この後の二人が聞いてみたいよー。
それにしても榊はナイーブな社長だな!(笑)
そのせいか女性社員はみんな強そうでした。
鍛えられてんのかな…。