2010/11/29(月)08:32
鋼の錬金術師 27巻(完結)
終わりましたね~!
アニメでざっと見てはいたんですが、コミックスで一気に読むとまた違った味わい。
ほとんど一緒ですけど、足したり引いたりしてますね。
最後まで読んで一番に思い出したのは
1巻の折り返し部分のコメント。
「B級映画が好き。そんなテイストをだしたい」というちょっと原文じゃないですけど、こんな感じの。
最後の勢いがそんな感じだなあ、と思いました。
ダークファンタジーとか銘打たれてましたけど、本質はずっとそうだったんじゃないかなあ、と思いました。
マスタング大佐が好きなんですけど、
やっぱり初登場のインパクトと、エドとの大人と子どもの対比とか、
実際そんなに変わってなかったけども(笑)いやむしろ軍隊にいるのにあの純粋さは…。
初期のころは確かに重要キャラだったのですが、だんだん話の輪から外れていくのは
少しさびしかったです。しょうがないんですけど。
その後の二人のことをダンナと話してて、
私 「エドとアルってさー、職業:旅人、なんかな」
ダンナ「いや違うやろ。……冒険家じゃね?」
私 「あー、珍しいところを旅して随筆にしたりー(アルならするかも)」
ダンナ「エドは、まあお金なくなったらウィンリィのところに戻ってー」
私 「それヒモじゃね?」
とか、
「家族の肖像ぽいところに収まってるってことはチャイナのアルへの想いが叶ったのかなー」
「でも無理ないよね。大変な想いを共有したからー」
「あれ?あの子王女だったよね?」
エルリック兄弟、すげえ。
アニメについて少し。
今回のアニメは正直、3カ月ぐらい遅らせればよかったのになあ、と思いました。
原作と同時終了に意味があったと思うんですけど。
でも最後までやりきりましたね。
だからこそ、映画化はなぜ?と思うんですが。番外編ぽい感じですね。
あと前のアニメ。
これはもう別物だと思ってるんですけど、それはそれで好きなアニメです。
原作よりキャラがみんな繊細だよね、と思ってたんですけど、
もしかしたら原作の「B級映画ぽい勢い」がないせいかな、と今になって思いました。
だからこそあの結末なのかも。よりダークファンタジーなのはこっちかな。
ずっと楽しみにしてた作品が終わってしまって、
寂しいけれど、ちゃんと終わってくれた!ということは嬉しいですね。
なんかありがとう!という感じ。