2019/03/01(金)09:42
グリーンブック
ピーター・ファレリー監督の2018年の作品。
1960年代のアメリカで、ナイトクラブの用心棒ヴィゴ・モーテンセンは、黒人ピアニスト、マハーシャラ・アリのドライバーとして働くことになり、人種差別の激しい南部の町に演奏旅行に出かけるというストーリーである。
ヴィゴ・モーテンセンといえば、スリムなイメージがあったが、ここでは役作りのために20キロ太ったそうだ。
物語は大した事件などないのだが、じわじわと面白くなっていく。クリスマスシーズンに見たら、もっと感動しただろう。ただ、音楽シーンが多い割には、私の知っている曲が殆どなかったのが残念だ。
今年のオスカー作品賞に、このような地味な映画が選ばれたのは興味深い。★★★★