2024/04/19(金)13:03
ふたりの女
ヴィットリオ・デ・シーカ監督の1960年の作品。
第2次大戦末期でイタリアは降伏し、連合軍側となりドイツ軍から攻撃を受ける。
ソフィア・ローレンが娘を連れて、ローマから疎開する。彼女はローマでは ラフ・ヴァローネと、田舎では ジャン=ポール・ベルモンドと恋愛関係になる。
ヴァローネは冒頭しか登場せず、ベルモンドは真面目すぎて魅力がない。
この時期のイタリアを描いた映画は希少であり、ローレンの活力ある演技は見どころだろう。しかし、兵士の暴行シーンなどがあり、後味は良くない。