2013/07/11(木)22:44
「海賊とよばれた男」百田尚樹
出光興産創始者をモデルにした経済歴史小説。
独立資金は資産家が信頼して6千円
(当時の価値で1億円)をくれた。
貸すのではなく、くれた。。。
「海賊とよばれた男」百田尚樹
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エピソード
神戸高等商業(現:神戸大学)を卒業したのち、
神戸で小麦粉と石油を扱う酒井商店に丁稚として入店。
同級生にはバカにされたが小さな会社でノウハウを得る、
石油時代を予見していた。
陸では他の商会の縄張りがあり自由にうれないため、
海上で漁船を待ち構えて、やすく油を販売した。
これが海賊といわれた。
全従業員数は、約一千名いたが、
多くの企業が人員整理をするなか、
従業員の首をきらないことを宣言。
佐三は戦前に集めた書画骨董を売り払い、
銀行から可能な限り借金をして
仕事がなく自宅待機されていた従業員にすら
給料を払い続けた。
旧海軍のタンクの底に残った油を処理する仕事を
うけおうことで、石油業界に復帰をはたす
イランは英国資本の油田を強制的に
摂取して国有化したため、英国海軍が
イランから輸出されるタンカーの拿捕をおこうなか、
イランの石油を満載して無事、包囲をとっぱし、
日本に石油をもちかえる。