2013/05/11(土)09:13
ダイデスハイマー カイセルベルグ リースリング カビネット トロッケン 2003 (ライヒスラート フォン ブール)
ドイツのファルツ地方のワインです。
日本人の方が関係していたようで、和食系にも合う美味しいワインとの印象です。(ヒュー・ジョンソン著書のポケットワインブックにもその件が出ていました。)
お値段も比較的抑えめで時々お世話になっています。
この日の晩御飯は焼き魚や煮物などの和食系で、それに合わせて、久しぶりにこのリースリングを開けてみることにしました。
【抜栓初日】
抜栓してみるとじりじりとした強いミネラル、グレープフルーツ系の柑橘、生き生きとした美しく伸びやかな酸味、徐々にグラスの中でまろやかな熟成感が出てきて、ほんのりとした甘みも心地よく、グルタミン酸系の旨みがしっかりとしています。焼き魚とも相性がよく、実に美味しいです。
【抜栓3日後】
1/3ほど残しガラス栓をして3日後、果実味と生き生きとした美しい酸、まろやかな熟成感を伴った旨みはまだしっかりとしており、存分に楽しませていただきました。
改めて、リースリングの底力の凄さを認識しました。
2000円未満でこのような楽しみが味わえるなんて、なんて素敵なことでしょう。
本当にありがたいです。
2012年7月 ノムリエ(月例開放日)にて購入。