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カテゴリ:ミステリ
リチャード・ハルの『伯母殺人事件』を読みました。この作品は、倒叙作品3大名作のうちのひとつだそうです。(ソーンダイクファンの私としては「オスカー・ブロズキー事件」あたりを入れて4大名作にしたらどうだろうと思いますが、それは別の話です)
この作品は、トリックの面白さはもちろんとして、文章のユーモア、そして・・・・・と見所の多い作品です。エドワード君もそんないい人とはいえないし、かといって伯母さんも本の中に入って殴りたくなるときもある人物で感情移入できません。 ちなみに、この作品の中のあるトリックに類似した発想のトリックがソーンダイクもののある未訳の長編で使われています。(このくらいしかかけません、あしからず)奇妙な関係でしょうか。 まあ、似たようなトリックということはしばしばあるのですが・・・・。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2017.08.24 22:36:05
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