医師不足
昨今の妊婦事故もあり医師不足が問われているが、看護婦も不足しているらしい。不足というより、いる場所といない場所の格差が大きくなっているのかもしれない。平等の観点で考えれば地域差、料金差に無関係に均等に医師が配置されていれば、国民はうれしいだろうけど、世の中はそのようにきれいな倫理観では動かない。皆さんが利を考え動く傾向が強くなり格差は様々な世界で広がる一方だ。勝ち組、負け組に分かれていく。これがいけない事かというとそれはそれで自然な姿とも思える。皆さんが勝ち組になろうと頑張れば競争意識で相乗効果が働き、国力が高まる作用さえ起こすのではないだろうか?そこで問題になるのが敗者救済となる。今の政治は敗者救済をどう対応するかをアピールすることで人気取りをしている。維新前までの日本は富と貧の交代チャンスさえなかったのだから、近代国家の中でチャンスは注入され勝ち組が発生する世の中へと変わった。どんどん勝てる世の中の本質は、国力増強のはずなのだが、メディアや親近の人々の声は、どこかで皆平均を望んでいるような気がする。勝ち=冷たい人間 という。