入学前に「親が」読むのにお勧めの本を3冊選んでみました。
大中小というか、両極端というか、それぞれ全く異なるカラーを持つ本です。
いろいろな「カラー」を知り、子どもや自分には「このへんが丁度いいのかも」という感覚をうまくつかめたら、翻弄されたり取り越し苦労したりすることなく、子どもにも良いサポートができると思います。
| 私とシュタイナー教育 いま学校が失ったもの
子安 美知子 (著) 朝日文庫 ¥504 (税込)
「日本の学校教育」という枠組みから離れ、子どもの魂をどう育んでいくべきなのか、を再考させられる本。シュタイナー関連に興味が湧くと「妊娠中(子どもが生まれる前)に読むべきだった」と思うかも。
「現代の日本の学校教育」という枠組みの中で苦しむことが出てくる時、視野を大きく持つことで井の中の蛙にならずに済み、親も子も安定した気持ちで過ごせるようになる(?)。 |
| 見える学力、見えない学力
岸本 裕史 (著) 国民文庫 ¥578 (税込)
「学力とは何か」「わたし達親の世代が受けた学校教育と、いまの学校教育とはどんな風に違っているのか」などがわかる本。
教職員でもない限り、我が子が学校へ上がるまで、そんなことは考えてもみない。そんなフツーの親のためのガイド本。導入本としては秀逸だと思うのだけれど、いかんせん情報が古い(1996年改訂版)のでこの本を読んだあとは新しい情報を収集すると良い。
「改訂版のまえがき」より
★いまの日本は激烈な競争社会になっています。学力の低い子は、将来、安定したくらしをすることがひどくむずかしくなっています。
★まともな学力を身に付けることが古い学力観だといわれても、学力の基礎としての読み書き計算の力は、能う限りすべての子どもにしっかりと身に付けさせなければなりません。 |
| 小学校の不思議な常識
保育園を考える親の会OB組 (著)
学生社 ¥1,470 (税込)
学力とか教育とかじゃなく、「忘れ物」だとか「働いているからと言って断れないPTA役員」だとか「給食」だとか「連絡帳の使い方」なんてハナシ。
すぐに「学級崩壊じゃないの?」なんて心配してしまうママは必読。 |
しかし・・・楽天には3冊ともナイ。しかたないのでアマゾンの普通ページにリンク張ろうとしたら、それでも赤字で「楽天意外のアフェリエイトが含まれています」だって!?
も~やんなっちゃうな。
アマゾンで上記の本をご覧になりたい方は
http://sage.pooton.net/blog/archives/2004/11/post_98.htmlから飛んでください。