テーマ:小学生ママの日記(28571)
カテゴリ:学校・教育・育児
警察署の方が学校に来て「セーフティ教室」というのを開いてくれた。来年度からは区内すべての学校でやるらしい。
前半は子ども用のプログラム。 「知らない人にはついていかない」「ひとりで留守番をしているとき、誰か来ても出ない」等を子役が実演して教えるビデオ上映のあと、児童の中から希望者が前に出て「ぼくならこうやって逃げる」というのをやってみた。 警察のビデオでは、ひとりで留守番をしているときには誰が来ても出ないように教えている。たとえ宅配便の人が荷物を届けに来ても「誰ですか」とも聞かないように、とのことだ。 「ほんとうに宅配便の人だったらどうするの?」と子役が聞くと、「留守だとわかれば、もう一度届けに来てくれるから大丈夫」と指導する。 つまり、危険だから居留守を使えということなのね~? ここまで徹底して言うんだから宅配業者を装った犯罪は意外に多いのかもなぁ?でも、このビデオを宅配業者が見たら「頼むから出てくれ」って思うだろうなあ。気の毒。 参加してくださった町会長さんが「わたしは朝8時から玄関前に立って登校する子ども達に『おはよう』と声をかけますが、挨拶を返してくれる子どもがほとんどいない。これも『知らない人』だからでしょうかね。町会の行事にも、若い方は参加してもらえませんし、顔を覚えてもらえない」と嘆いた。うちの町会長ではないけれど、事情は同じ・・・・も、申し訳ありません。うちの子は町会長の顔も名前も存じ上げません。 後半は大人対象のセーフティ教室。 子どもが被害者にならないことも大切だが、加害者にならないことも大切。非行が増えているので、子どもの変化の兆しに早めに対処してほしいとのこと。 悪化につながる「兆し」は ○いいわけやウソが多くなる ○生活面で不透明なことが多くなる。親を避け、自室にこもる ○成績ががくーんと下がる ○夜外出するようになる、子どもの交友関係がわからなくなる ○すぐにあきらめる、流されやすくなる ○バイクや刃物に興味を持つ だそうです。 「思春期過ぎて悪くなってから初めて叱っても、叱られることに慣れていないので逆ギレする。小さなときからわがまま放題させず、叱るべきところは叱ってしつけてほしい」とか「子どもが自分の気持ちを話したいときに忙しがらずに聞いてあげて」とか、そういうことまで出て、げ~保健所や病院、学校なんかが言う上に警察までもか!って感じです。 あと面白かったのは、子どもが父母から言われて嬉しい言葉。 3位 「ありがとう」 2位 「がんばったね」 そして1位は「おかえりなさい」ですって。 ほんとかいな?「おかえりなさい」を言ってあげられない親が肩身の狭い思いをするような発表だね、こりゃ。 教頭先生は「わたしも『おかえりなさい』はあまり言ってあげられないので、その分『ありがとう』をたくさん、たくさん、言ってあげたいと思います」っておっしゃってました。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
Jan 14, 2005 06:09:03 PM
コメント(0) | コメントを書く
[学校・教育・育児] カテゴリの最新記事
|
|