春生姜の楽天日記

2006/07/03(月)10:13

期末テストに緊張感なし

学校・教育・育児(49)

小春はなにかにつけて要領の悪い娘だ。 中学に入ってはじめての期末テスト。試験に向けて勉強を始めたとき、嬉しそうに新しいノートを1冊用意して、顕微鏡の各部の名称を覚えるために顕微鏡の絵を描き始めた。 「・・・このペースでやるつもりなのか、このムスメは・・・2~3日したら『間に合わない』と自分で気付くだろうか」という母の心配をよそに、まとめノートに色ペンなど使ってキレイに理科だけまとめている。数日しても本人は『間に合わない』とか『要点をおさえる』とかいうことに一向に気付かない。 結局母の忍耐がきれ、塾で用意させられた試験対策用ワークブックと学校の試験範囲とをつき合わせて試験前勉強のスケジュールを立てさせた。ああ、これって過保護だよね?と思いながら。 子どもが自分で勉強のスケジュールを立てられなければ、親が「早く勉強しなさい」とか「今日の分は終わったの」とか注意し続けなければならず、思春期に入る前にこのカオスから抜け出したいと小春には4年生くらいから「スケジュール立て」を毎週厳しく指導してきた。 だけど身につかない。「全体を把握し計画的に時間を配分する」というような物事の処理が、つくづく小春には向いていないのだ。 あなたの子どもにぴったりの「学習法」を見つける本 著者:マリアエマ・ウィリス ビクトリア・キンドル・ホドソン この本で「そういうタイプです」と出たときには「やっぱりな~」とダメ押しされた気分だった。ちなみに妹の子どもはまだ2歳だが(測定当時)「スケジュール立ててきっちり勉強するタイプ」と出た。うらやましいぃ。小春の場合は勉強の合間に落書きしたりするほうがいいんだそうだ。ほんとだろうか!? さて、のんびり屋の小春だって「期末テストは大事な試験」くらいはわかっている。 でも区立小学校で今まで行われてきた「大事な試験」には試験のための勉強は必要なかった。むしろ実力で臨むことを前提として実施されるものだ。そう、いま流行りの「都の学力テスト」「区の学力テスト」である。もしかして「勉強は試験のためにするわけではない」という我が家の考え方と「大事な試験は実力で」という小学校時代の教えとが、もともとノンビリ屋の小春をさらに「試験対策のための勉強ができない中学生」にしてしまったのでは!? たのむから、もうちょっと切羽詰って欲しいんだけど・・・・

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