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カテゴリ:ワカメの話
今日12月3日はワカメ8歳の誕生日です。 この日を私達はとても楽しみにしておりました。 が、ワカメの姿はありません。 朝からお仏壇に赤いろうそくをつけ、心の中で「おめでとう」と囁いています。 と書けば、何だかとっても淋しく湿っぽく聞こえるかもしれませんね。 でも、私達はそうでもないんですよ。 茂さんと二人ですがいつもとかわらない時間を過ごしています。時折、お仏壇の前に座ってはいますが、涙はありません。 今日は、茂さんが夜勤のためいつものようにお弁当作りをし 茂さんはDSで脳年齢のトレーニングをしています。 ほんの少しづつですが、今までの生活を取り戻しつつあります。 私自身もここに書いたことで何かふっきれたような気もしますので、これからもここは続けて行こうと思います。 それが今までと同じ生活空間だから・・・・。 そこで・・・・・。 今日は、8年前の今日を思い出してひとりほのぼの~していた話を書こうと思います。 12月3日午前2時過ぎからなんとな~~く『陣痛』の始まりを感じました。 その頃、茂さんは朝6時30分からお昼までのバイトと夜の仕事をしていたので なるべく朝までは我慢しようと、お布団の中で静かに時計と睨めっこしていました。 経産婦ということで騒げない・・・そう自分で決め込んでいたのでとにかく朝まで我慢!! 朝になったらバスかタクシーで・・・=З と思ったのですが、5時30分に我慢できなくなって病院へ・・・・。 茂さんはスグに仕事に行きましたが、 『大丈夫!昼頃だと思うから・・・』そう伝えておきました。 そこから、安静室(点滴室?)で6時間程一人『我慢!!我慢!!我慢!!』 もう、だめ~~と思っても子宮口が開かない・・・。でも陣痛の間隔か狭くなるばかり・・・。 やっと陣痛室に行きましょうと言われ階段を登らされ陣痛室へ・・・。 L字になった陣痛室・分娩室・・・。分娩室では先に入っていた方のお産が始まっていました。 妊婦さんは見えないけど先生の顔だけが陣痛室から見える。 長いすのようなベッドで待つように言われ、横になった瞬間でした。 『マジで出そう・・・・・』 『せんせ~~~!!!産まれるよ~~~!!!』 (先)『もうちょっと待ってね~。まだ大丈夫だよ!次だからね~~』 『って無理!無理!無理』 長いすの様なベッドは持つところもなく、どこをどんな風に持っていきんだのかは覚えていないけど ついに我慢の限界 陣痛室のドアがドンドン 入ってますって・・・・ 看護師さんの先生を呼ぶ声が叫び声になった瞬間・・・・ 生温かい『ワカメちゃん』登場 先生が走って来たのは覚えていますが、もうすみました 途中ドンドンしたのは茂さんで、ばっちり産声を聞くことも1番に抱く事もできた様です。 そんなこんなで 元気いっぱいに産まれてきたワカメです。 そうそう・・・。私自身は先生や看護師さんが慌てていたため、性別を聞く事も抱く事も茂さんの後だったんですよ。 この先生、後から悪かった悪かったと言って、2人部屋を一人で使わせてくれました。 その上、分娩室を使う事もなく済んだので(?)費用もうんと安かったんです。生まれた時から親孝行なワカメでした。 経験ある女性の方・・・ 何年たっても お産の日のことって鮮明ですよね。 そりゃぁそうだよね。あんなに痛いんだもんね。 1998年12月3日 午前11時28分 体重3240グラム 身長50センチ ワカメ誕生 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
December 3, 2006 03:46:57 PM
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