モードとしての編み物展
昨日、日本橋の三越に行ってきました。ここの新館ギャラリーの展示会には、チャングム展、映画のウォレスとグルミット展と今回で3回目です。私は、小さい頃から編み物が大好きで、見よう見まねで編んでいました。映画と同じでここのところ編んでいませんでした。ブランクがあったんです。去年から、編み物がブームになってきているらしく、それは、9.11のあの同時多発テロ事件以来、「心の温かさ」「手作りの贅沢感」「精神の安定」があるということで、アメリカではニットカフェやニットフェスティバルが大盛況ということらしいです。日本でもニットカフェをやっているところなどがあるようですね。会場の中は時代ごとに展示されていて、私が生まれる前の機械編みでの作品。最近は機械編みというのは聞かなくなりました。うちにも機械編みはなかったので、既製品のようにきれいな仕上がりですね。その後、アフガン編みなどのしっかりとした編み目のコートやスーツ。。昔といっても今着てもいいくらいしっかりとした編み方でした。あと、驚いたのは、水着や着物も編んでありました。水着は昔編んだ人がいるようで、注意書きもあした。水落ちや縮みなど。着物(訪問着)、帯もメリヤス編みで模様や刺繍が施してあってすばらしかったです。羽織は昔みたこともありました。ウェディングドレスも細い糸できれいに編んでありました。感動!次ぎは、レトロ調な色合いの昔のミニ時代のもの。とっても可愛い作品がたくさん並んでいます。昔は、ポンチョなどのすっぽりかぶるのもありました。この最後のコーナーは、ニットデザイナーのコーナーでレース編みのきれいな広瀬光治さんとパッチワークのようにいろいろと組み合わせの下田直子さんの作品でした。どちらもそれぞれがよくて、実際を目の前でみることが出来て幸せ!素晴らしいものばかりでした。平日はトークショーやサイン会もあったようです。行ってきてよかった。また、編み物をやりたくなりました。