海辺の生活yassy流

子供の野球を見ていると、強いチームほど、また実力のある子ほど努力していると思います。そしてその逆については、あまり努力せずに言い訳ばかりを考えているという傾向があると思います。あくまでも傾向ですが。下柳投手がそのようなことをテレビで言ってたような気がします。

このことは息子にずっと言い聞かせてきたことなのですが、土日の練習は平日の自主トレの成果を試す場所であるので、金曜日の夜「明日はこれでいく」というテーマを出させて、日曜日の夜「どうだったか？、来週までに何ができる？」という会話をする習慣があります。今は自分で決めさせていますが、最初は私が課題を与えていました。我が子の弱い点は練習を見てれば一目瞭然ですからね。平日の間「今日は何回振った？」「どうだった？」というようにやっていれば子供の実力も把握できるので、たまに出てきて試合中にガミガミと能力以上の要求をするなんてことはなく、アイコンタクトでじゅうぶんなのです。しかしそのまま何も努力せず翌週も同じ状態で同じミスをしているようでは進歩がありません。練習のレベルは無限大にあります。しかし１週間経って元に戻ってしまっていては永遠に同じ練習しかできません。小学生は体が成長するので上達したように見えますが、それは本当の意味の上達とはいえません。教える方もその辺がつらい所でしょうね。私は関わった子には小さな宿題を出します。次に関わった時に改善、または意識しているかどうか？それによって次の宿題を出すようにしています。宿題をやらない子は「それなり」になってしまいます。

全体練習のキャッチボールは肩を強化することが目的ではなくウォーミングアップです。またフリーバッティングで３回くらい打ったからってスイングのスピードは速くなりません。地区で来年強いと言われているチームはただ打つだけのフリーバッティングはほとんどしないそうです。「バット振るのは家でやれ」とのこと。そうなってくると、よりレベルの高い練習に時間を使えますよね。人より上手くなりたいとか強くなりたいという気持ちがあるのであれば、そういうチームの３倍やらないと追いつかないと思います。それが出来ないようなら勝ち負けを子供に期待するのはかわいそうです。確か今年の春頃はウチのチームも「勝つ」という言葉は禁句になっていました。子供が「勝てる」って言うまでは。

頑張ってる子は手を見れば分かります。自慢げに見せてくれると思いますよ。手がつるつるな子は手を引っ込めて言い訳をします。やっぱり主力の子から手にタコが見られます。「努力はウソをつかない」ということですね。しかも努力を継続できた子が実力をつけてきます。ウチのチームには女の子が１人いて、その子の手はやはりタコがあって見た時は突き指で２倍に太く腫れていました。お母さんの話ではそうとう頑張ってるそうです。でもそれを言わない所が彼女の凄い所です。

ウチのＫも今日から走り込み再開です。

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