TEAM SMILE
23日、東京マラソンは、Team Smileのメンバーとして初参加。今まで、7回のフルとその他たくさんの大会に参加してきましたが、ボランティアは初。ランナーのときは、まったくのわがままで走っているというのに、大会スタッフ、ボランティア、沿道の温かい声援をもらえることが、大変有難く、「ありがとう」と口にするとそれだけで前に進む力がわいてくるものです。が、逆の立場になると、ランナーからの一言がとても嬉しく励みになり、更にたくさんのランナー、一人でも多くのランナーの役に少しでもたてればと思いました。約10キロ地点での給水ボランティアだったので、比較的早く終わり、しばらくはボランティアスタッフの班全員で反対側のランナーに手を振って声援を送ってました。すると、折り返して20キロに差し掛かったランナーたちが、「さっきはありがとう~」と手を振替してくれました。あぁぁ・・・なぜボランティアの人達は、ランナーを笑顔で励ましてくれるのかその訳がわかった気がしました。用意したカップをとってくれるだけでも嬉しいのに、「ありがとう」なんて言われたら、感激してしまう。もっともっと何か役にたてないか? 何かしてあげられないか?という気持ちになってくる。初フル、ニューヨークシティマラソンに出たとき、人生初めて走った35キロ地点。膝の感覚がなくなり、あまりに辛く立ち止まり屈伸をしたいと速度をゆるめた私を目ざとく見つけた沿道の一人のおじちゃん。彼はうつむいた私の顔をのぞきこみ、「NO! Don't Stop, Don't walk」と激励。なんだ、丹下段平か? そしたら、私は明日のジョー??ニューヨークの丹下段平の激励は、私が顔を上げ、「yes!」と答え、速度を上げるまで続きました。そのあとの給水所でカップを手渡してくれたボランティアの女性。私の目をしかとみつめ、「You did great job, keep going」と言ってくれました。あたかも私のそれまでを全て見ていたかのようで、泣き出したい気持ちになるのをこらえてお礼をいうのが精一杯でした。今思い出しても、あのフルを完走できたのも、今まで出た大会で完走できたのも、ボランティアの方たちの励まし、沿道の声援、差し出されたアメやチョコ、そういったものがあったから。そういったことへの恩返しの意味もあり参加したボランティアでしたが、また違うものを得ることができました。 http://youtu.be/Q6BohWKdOs0泣けた~~。とはいえ、体力が続く限りは、ランナーとして参加したいと思います。