|
テーマ:親の介護問題(928)
カテゴリ:介護
辻井伸行さんがピアノを弾くTV番組を、父がじっと見ている。 聴覚障害者の父、聞こえないので、映っていても音楽番組を見ることはない。 全盲の辻井さんの演奏を、なぜかじっと聞く?、耳の聞こえない父。 その姿を見ながら、25歳から聴覚を失いながら、一般の会社で勤め、傍ら翻訳業もはじめ、後に大学で教え。そうやって、私たちきょうだい3人と専業主婦の母を養ってきてくれた父を、想う。 その感謝があるから、いまの父にイラッとすることがあっても、何だかなぁ…とガッカリすることがあっても、「いやいやいや…」と自分で気持ちを持ち直すことができるのだ。 …逆をいうと、子どもが親に「これだけしてくれたから」というハッキリした感謝や思いがないと、 子どもが親の介護などやっていられるのか⁉︎ という話にも行き着く。 それで言うと、私はムスメにとって、どんな親だろう…。(との思いが浮かんで、ふと気づく。私は何かあったらムスメに介護してもらえるつもりでいるのか⁉︎) いろいろと、我が身を省みる機会が、またひとつ。 写真は、先日ひとりで訪れた公園にて。 キバナコスモス「レモンブライト」。 空も高い。秋ですね。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2020.11.07 14:20:08
[介護] カテゴリの最新記事
|