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カテゴリ:出羽三山紀行(羽黒山、月山、湯殿山)
山寺…大盛況です
休日故、親子連れもわんさか、カップルもぞろぞろ、句会衆らしき集団からツアー客まで…人でいっぱい お土産屋さんや食事処では荷物を無料で預かってくれたり、杖をこれまた無料で貸してくれたり、オリジナルの山内ガイドを手渡して下さったり…。 至れり尽くせりf^_^; へぇ~こんなに人々に愛されている処になってるのかぁ~☆ 宝珠山立石寺 俳聖・松尾芭蕉が山寺を訪れたのは旧暦の5月27日(新暦では7月13日…) 「閑かさや 巌にしみ入 蝉の声」 の名句はここで生まれた。 「山寺」とは通称で、正式には宝珠山立石寺という。 登山口から頂上の奥の院までは、約千段の石段が続く長い道程。上がった先には、標高500mからの見事な景観が広がる。 ~芭蕉が訪ねた蝉の鳴く山寺より~ 芭蕉さんのおかげですな~ お寺の様子もいい感じです。 参拝者を程よくほおっておいてくれます。 それでいて、両手を広げて衆人を受け入れる体制が山全体に行き届いた、開かれた印象の寺院です。 根本中堂 延文元年(1356)に再建され、ブナ材建築物では日本最古といわれる。 堂内には慈覚大師作と伝わる木造の薬師如来坐像が安置。 1000年前に比叡山から移された法灯が今も守られている。 ~山寺ガイドブックより~ しょっぱなから根本中堂で掴まって動けない~(*_*) 足が痛くて…ではなく、空間が心地良すぎて~(;´・`) 当初、蔵王と山寺の両方を巡る予定でしたが…蔵王は兄さんが行くというので(この兄さんに出会った瞬間…ワーイ私とおんなじことしてる人がいた~ヤッター、ほんじゃあ全部一人でやんなくていいんだラッキー…と思いました)…蔵王は任せ、 私は山寺一本に照準を絞って正解じゃったわい…。 ず~っとここにいたいぞぉ~ うっとり浸っておりますと… 後ろに立った背の高いおじいさんがお経を上げはじめました よくよく聞いておりますと… 「南無~薬師~瑠璃光~如来~、なにとぞ肩の~痛いのを~取って~下さい、ついでに腰の~痛いのも~取って~下さいお願いします~…」 おじいさん…お経の節まわしでお願いごと奏上してます…(^^ゞ とっても大きな声で、よく通ります。 でも、こんなふうに素直にはっきり云われたら、お薬師さんだって叶えたくなるよな~☆うんうんと妙に感心。 おじいさんの肩と腰が楽になりますようにm(__)m 日枝神社~秘宝館をまわり、念仏堂にも上がらせていただきました。 念仏堂は修行道場として参拝者に開放され、ミニ修行に参加できます。 写経道具を揃え、やりたい方は自由にどうぞ~方式。 (納経料千円) 参詣者の多さにもかかわらず、境内はしんとした静けさに充ちています。 芭蕉が讃えたこの地の持つ深い閑けさを、みなさん大切にされているのだなぁ~と感じました。 山門をくぐり、千の石段をこれから登り、奥の院へと参ります 足は、持ち主の意思とは関係なく、ここではサクサク動きますf^_^; これならきっと大丈夫o(^-^)o お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2012.05.04 00:04:32
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