2008/11/07(金)19:17
奇稲田姫~'07.瑠璃と金とで水を縫う旅~
妙な題名が浮かんできましたが、そのまま使うことにいたします
さてさて…去年秋の旅のお話の続きです
《木の国の旅》が完了した後、この為に夏に紀伊半島をまわったのだ…と言っても過言ではないほどの大イベントが待っておりました
基本的に私は、日本の東西バランスよくやってゆくべきだと考えておりますので…同時、もしくは前後に、対応するポイントにも足跡をつけておくことにしております。
ということで…
まずは《氷川女體神社》からスタート
何故かこの旅の期間、どうしても都内に足を踏み入れたくない気分になりましたので…武蔵野線で東浦和へ向かいました。
駅からバスで近くまで運んでもらい、住宅街を歩いて氷川女體神社に到着
《氷川女體神社》
主祭神:奇稲田姫命
配祀:美穂津姫命、大己貴命
武蔵國一宮であり、式内社 多氣比賣神社に比定されている古社。
崇神天皇の時代に創建されたと伝えられています。
かつては《大宮氷川神社、中氷川神社、氷川女體神社》の三社が一つの神域として機能し、それぞれが上宮、中宮、下宮の関係であったそうです。
氷川は奥の深い神域で…本来の祭神は宗像三女神であったと云う説もございます。
氷川女體神社の前にある池の中島は祭祀場跡。
吉宗の時代に干拓されるまでは、氷川女體神社と中氷川神社は大きな池(見沼)を挟んだ丘に位置し、池では磐船神事が行われていたとか…。
余談ですが…
明治天皇は京から江戸に移る際に、まず氷川神社に参拝し、江戸入りの是非を氷川の神に問うたという…。
そしてOKが出てから江戸入り~
《東京》と成る
写真…氷川女體神社
嬉しそうな風情の、かわいらしい雰囲気のお社でありました。
森厳な境内の中にひっそりと守られているような
柏手を打ち参拝しますと、壮年の男性が奏上する《大祓詞》が浮かんでまいりました。
この声に覚えはないぞよ
誰じゃろか
この時にはきっちり奇稲田姫さんと美穂津姫さんでした
美穂津姫さんは高皇産霊さんのお子で大己貴さんの奥さんとされている方です
稲の神様であり&美容の神様
ん左斜め前で祝詞奏上してたのは、もしかして…大己貴さんかしら
ありがたいことでありますm(__)m
氷川女體神社…かな~りお気に入りになりました(#^.^#)