2008/12/16(火)03:55
小松寺その二
実は先週も一度小松寺には来ております
その時は、銀杏の黄色がぴっかぴかぴかと輝き放ち、 もみぢはこれからが本番…という感じでしたが、私には十分に楽しめる空間でした
つつじの葉が桃色がかった可愛らしい紅に色づいており、一際目を惹きました。
それぞれのトーンでそれぞれが美しく輝いておりました
そうそう…先週の来山の時のこと。
参拝を終えた途端、近くにいらした御住職さま(若い方です)から
「お寺の方ではないですよね」
と…不思議な尋ねられ方をされました(・・;)
ん
なにか変わったことしてたかしら
今日は予定外にふらりと紅葉見に寄っただけですので、お数珠も教本も持ってないのだが
…。
「金剛合掌ですよね」
はい
「一般の方は金剛合掌はなさらないので」
…そうなのか
注)…金剛合掌;両手の指を開き、左右をずらした状態で交差させる印。
全ての印の代わりとして使える万能の印である。
因みに十一面観音印は金剛合掌した手を頭上に挙げて、自ら十一面観音となることを観想する…。
縁あるお坊さまや行者さんから「こうするとよいですよ」と授けていただきましたので(勿論無料で)素直に使わせいただいておりましたわ(*^^*)
あはは
興味津々のご様子でしたので、高野山で両界の結縁灌頂を受けていることを伝えると…キラキラした目がさらに大きく見開かれました…^_^;
う~ん…伝法灌頂じゃなくて、ただの結縁灌頂ですよ(O.O;)))
誰でも受けられますし、受けた方は数万(いやもっと)はいらっしゃるでしょうし…驚くようなことではないでしょう…(・・;)
私からすると、仏の道や行の道に入って精進されている方を見ると、もう無条件で尊敬の念が………
私なんざ…なんちゃって…にすぎませぬ(^^ゞ
さてさて、昨日の小松寺
すんごい人出でございました。
さすが紅葉の名所といわれるだけはありました
境内や池のあたりはまだまだこれからのようですが、色づきはじめ柔らかなグラデーションを奏で、よい風情でありました
写真は裏山の奥の院から見た光。
役行者が庵を結び、慈覚大師が山王権現を祀り、伽藍を整え一大修行場となしたという古いお寺さんです
今もくっきりとした浄域として機能し、いつ来ても気持ちのよい空間ですが…紅葉の頃はまた格別でした。
多くの方から…小松寺の紅葉には感動した…という声を聞いておりましたが、来てみて納得
慈覚大師が祀った山王さまの場所が裏山にありそうで、ずっと行ってみたかったのですが…ようやく念願叶って登ることができました
(いつもは奥の院への木戸が閉まっておりますが、この日は開いておりました)
あ~来たかいがあった
奥の院の祠は《白山権現社》となっておりましたけど^_^;
ま、神様は呼び方がどうであろうとあんまり気にしてない様子で皆さんいらっしゃいましたので…ま、いいか
一時間ほど奥の院にての~んびりさせていただきました