2008/11/10(月)00:43
2年3ヶ月の過去【エピソード19】
****以下、某ブログ2007年11月28日の記事より抜粋****
さて本日も元気に通院。ムリ(MRI)検査の検査結果。
もういい加減この卵巣日記、長引いちゃったからそろそろ幕を閉じたいよね。
私の担当は、どうやら患者の顔で診断するイケメン先生になったようだ。
ま、誰でもいいんだけど。
先日のムリフィルムを見せられる。
うわー随分たくさん撮ったね。うんうん、なかなか可愛く撮れてる。
「腫瘍のサイズは3cmくらいですね」
あ、まだ腫瘍って残ってたんだ?破裂して消えたのかと思ってた。
ムリ写真にしっかり腫瘍が写ってる。白くて丸くて美味しそう。
「これがまた腫れてくる可能性もあるので、今後三ヶ月に1度検査に来て下さい」
え~ また1つ永久的定期検診増えたーこれで3つ目よ。
めんどくさいよー半年に1回にまけてよー。
「宇多田ヒカルさんをご存知ですか?」
「えっ、はい・・知り合いじゃないですけど」
「彼女と同じ病気です」
あーなんか前テレビで言ってたような。
あいにく宇多田ヒカルの大ファンではないから別に嬉しくはないな。
「いわゆるチョコレートのう胞ってやつです」
出たーチョコレート!
破裂して出た液体がチョコレートに似てるからチョコレートのう胞ですって。
その名前をつけた医者は、そーとーなチョコレート好きなんだろうね。
それなら私だって言わせてもらいますよ。
卵巣に出来た腫瘍は、今日から白玉ぜんざいです。
「あの~卵巣に袋があったら手術だと言われてたんですけど、どうなんでしょう?」
「袋??そりゃ~ありますよぉ。アハハ」
「あ、そうですよねぇ。アハハ」
なんだ、あるんじゃん!
年齢を重ねるごとに、この白玉ぜんざいが悪性に変わったりまた腫れて破裂したりする事も
あるので、今後この白玉爆弾を抱えつつ不発で終わる事を祈りながら生活してくって事でした。
そういう訳で今すぐの手術は免れた。
手術自体は別にいいんだけど、ヘソしか穴のない無傷の腹に傷が残るのが嫌だったのよね。
まー私の事だから、きっといつか手術って事になりそーな気がするけど。
そん時は手術日記、相当長くなりそーだなー。
卵巣爆弾ストーリー -完-(1票)