2006/06/11(日)14:40
ハワイ島から呼ばれる日まで
慢性ハワイ病の私。
いつも、どのタイミングでハワイに行けるかを仕事のスケジュールをにらみつつ狙っている。
ハワイ病の治療は、「ハワイに行くこと」が即効、かつ特効薬。
また、「ハワイ行きの計画が決まった」、「ハワイ行きのチケットが確保できた」 などの各段階でも治療は進むのであるが・・・
いつでもハワイには行きたい、そして呼ばれている感覚があるのですが、どうしようもなく忙しくて倒れそうになる時、プレッシャーに押しつぶされそうな時、気持ちが擦り減ってしまったようなひどい状態の時に決まって行きたくなる島は、不思議なことに私がまだ一度も訪れたことのない「ハワイ島」なのでした。
これだけハワイが好きで、通っているというのにハワイ島に行ったことがないとは、我ながらハワイ好きとしては「もぐり」では?と思うのですが、なぜか今まで行くチャンスがなかった。
正確に言うと、計画はしていたのだ。
その時も、本当にしんどくて精神的にひどい状態だった。
あまりにもこの状態が続くと、いつもめまいの発作が起きる。
その時も、度々めまいに襲われていた。
私は、一番早くまとまった休みが取れる日程を決め、当然のように行き先はハワイ島にした。
エアチケットも、ホテルも手配した後でB.Dが同じような時期にオアフ島への出張が決まり、私はハワイ島行きをやめてB.Dとオアフで過した。
ハワイから帰ってくると、めまいの発作はぱったりと止まった。
今年始めにも実はハワイ島行きを決めていた。
昨年暮れからB.Dと行き違いがあり、もうだめかと思っていた。
その時にも、やっぱり私が行きたいと思った場所はハワイ島でした。
結局、その時はその後に一気にB.Dとの気持ちが溶け合って、その場で私達はお互いが出会ったマウイで会うことを決めた。
またしても、ハワイ島へは行けなくなった。
何がそうさせるのかはわからないけれど、疲れ切った時にはハワイ島に行こうとしているようだ。
結局、今のところその状態から救ってくれているのはハワイ島ではなくてB.Dみたい。
なぜなら、ハワイ島に行こうとする時に決まってB.Dと会うことになって、彼に会えた後は私は元気を取り戻しているから。
ハワイ島のある海は、地球上のパワーポイントと呼ばれ、絶対的なマナのパワーが集まっているのだとか。
ハワイ王朝の面影も濃く残り、王族達が聖なる場所としたところも多い。
溶岩に刻まれたこだいからのメッセージ「ペトログリフ」や、今も愛され恐れられている火の女神ペレの神話・・・
ハワイ島は、「癒し」 「浄化」 「再生」すべてのサイクルに於けるパワーを感じます。
私は、自分がハワイ島で感じるであろうそれらのことの他に、その後自分に与えられたパワーに深く感謝をする様子までも予想することが出来る。
きっとなにかスピリチュアルなことがあの島にはあるのでしょう。
そんなハワイ島なので、今まで行く機会を逃したということは、まだ私が行く時期ではないということのようにも思うのです。
でも、きっと行くことになるでしょう。
なぜか、「アカカの滝」を見つめる自分のイメージが私の中ではずっとあるのです。
真に「ハワイ島に呼ばれる」日まで、もう少し待つことにします。