カテゴリ:春風放送局
♪ぴぴん ぴぴん
ぴーん ぴぴん いえっへぇ どれみ:「は~い、はじまりましたどれみと」 ふぁみ:「ふぁみの」 ど・ふ:「溶けるぞゴルァ!!」 どれみ:「メインパーソナリティはいつもかわいい春風どれみと」 ふぁみ:「『ふりかけはごはんの量より多く』が今年の目標のふぁみがお送りします」 どれみ:「…ふぁみちゃん、体に悪いよそれ」 ふぁみ:「いや、あたしの好きなふりかけ、カルシウム強化のやつだから」 どれみ:「そんな問題じゃ…」 ふぁみ:「育ち盛りだからね」 どれみ:「だからね、 ふぁみ:「さて、なんと!今日からスタジオが新しくなりましたー」 どれみ:「…まあいいや。 っていうかそうそう、今まではあたしん家だったり、どこか わからないとこからお送りしてたのですが」 ふぁみ:「いわば流浪の番組でした」 どれみ:「うん、これからはここ海の見えるスタジオよりお送りします」 ふぁみ:「けっこー眺めは…うんおっけい…あ、いわしがはねた」 どれみ:「…いや、さすがにそれは見えないっしょ」 ふぁみ:「ううん、心の目、いわゆる心眼で見たから大丈夫」 どれみ:「…あ、そう」 ふぁみ:「もうじきおでこに三つ目の目を取り付ける予定」 どれみ:「天さんか」 ふぁみ:「ちがう、『天さん(餃子の真似)』だよ」 どれみ:「…はい、わけわかりません、よってゲスト紹介」 ふぁみ:「逃げるなどれみよ」 どれみ:「今度は誰の真似さ」 ふぁみ:「わかんないけど、アニメとかで出てくる師匠とか。あごヒゲ生えた」 どれみ:「仙人みたいな?」 ふぁみ:「そうそう、それとグラサン必須」 どれみ:「…今日のゲストは」 ふぁみ:「逃げるなどれみよ(餃子声)」 どれみ:「混ざってる混ざってる」 ふぁみ:「今日のゲストは二回目の登場、巻機山りずむちゃんです」 どれみ:「だからそれあたしの仕事だって」 りずむ:「は…はじめまして。巻機山りずむです」 どれみ:「え?りずむちゃん二回目だよ?」 りずむ:「え?あ、そうでしたっけ? ごめんなさい。わたし、ちょっと忘れっぽいんです」 ふぁみ:「あたしたちはよく覚えてるよ」 どれみ:「んだ」 りずむ:「はぁ」 どれみ:「今日は…一人だよね?」 りずむ:「え?はい。わたし一人で来ました。ちょっと道に迷ってしまいましたが」 ふぁみ:「ああ、気にしない気にしない。あたしも迷ったから」 どれみ:「実はあたしも。初めてんとこってさ、地図あっても迷うよね」 りずむ:「そうですね。わたしは地図逆さに見てました」 ふぁみ:「そうなんだ、あたしは裏表見てたよ」 どれみ:「それはいくらなんでも」 ふぁみ:「いや、まじで」 りずむ:「ふふふ」 ど・ふ:「あんたもでしょーが!!」 りずむ:「はい、そうでした」 どれみ:「だけどさ、りずむちゃん」 りずむ:「はい?」 どれみ:「前ん時はすごかったよね」 りずむ:「そうですか?っていうか、何が?」 ふぁみ:「いや、ハナちゃんといろいろと」 りずむ:「何かしましたっけ?」 どれみ:「…忘れてるんならいい」 りずむ:「気になります」 ふぁみ:「いや、詳細言うとたぶん放送できないから」 りずむ:「え!?わたし何かそんなことを?」 ふぁみ:「ってかりずむちゃん、カルシウムとったほうがいいよ。記憶力増強」 りずむ:「え?カルシウムって記憶力にいいんですか?」 ふぁみ:「知らないけどなんかよさそう」 どれみ:「ふぁみちゃん…」 ふぁみ:「だからりずむちゃんもふりかけいっぱいかけてみ?」 どれみ:「だからね」 りずむ:「ふりかけ?」 どれみ:「ああ、ふりかけっていうのは、ごはんの上にかけて食べる… …おいしいやつ」 ふぁみ:「どれみちゃん、それ説明になってない」 どれみ:「んじゃどう説明するのさ」 ふぁみ:「えっとね…ふりかけって、ごはんの上にかけて食べる…えっと……」 りずむ:「うん」 ふぁみ:「…」 りずむ:「?」 ふぁみ:「トイレ行ってくる」 どれみ:「逃げるなふぁみよ。 …ってほんとに行っちゃった」 りずむ:「はぁ」 どれみ:「そういえばさあ」 りずむ:「はい?」 どれみ:「…りずむちゃん、今どんな感じ?魔女界での生活とか」 りずむ:「楽しいですよ、先輩魔女さんも優しいですし、後輩さんたちもかわいいですし」 どれみ:「あ、りずむちゃん後輩できたんだ」 りずむ:「はい。責任重大です」 どれみ:「たいへんだねぇ」 りずむ:「でも楽しいです。いろいろおしゃべりしたり、あそんだり」 どれみ:「うん。 でもさ…変わったね、りずむちゃん」 りずむ:「え?」 どれみ:「あ、ああ、もちろんいい方にだよ。明るくなったっていうか」 りずむ:「ありがとう。どれみちゃんたちのおかげです」 どれみ:「ううん、そんなことないよ」 りずむ:「うふふ。 あ。そだ、あと楽しみ…っていうか嬉しいのは」 どれみ:「うん」 りずむ:「ハナちゃんといっしょにいられる…これ、いちばん嬉しいです」 どれみ:「そうだね。 …でも、ちょっとうらやましいな。ハナちゃんと一緒にいられるって」 りずむ:「あ、ごめんなさい」 どれみ:「いいよ… でも、お願いね、ハナちゃんのこと」 りずむ:「はい。…あ、でも…もう少ししたら…」 どれみ:「ん?」 りずむ:「あの計画…どれみちゃんに話した」 どれみ:「え?」 りずむ:「…お店の話です」 どれみ:「ああ、人間界での」 りずむ:「今準備してるんです」 どれみ:「へえ、そうなんだ。 あ、だから…そうなるとハナちゃんと」 りずむ:「ずっと一緒に、ってわけにはいかなくなります」 どれみ:「だよね…」 りずむ:「あ、でもわたしは魔女界とこっち、行き来できますし、夜は できるだけ魔女界に戻るつもりですので」 どれみ:「そっか」 りずむ:「はい、だから大丈夫、です」 ふぁみ:「おまたせ」 どれみ:「長いよ」 ふぁみ:「ごめんごめん。 …で、りずむちゃん、これふりかけ」 どれみ:「それ取りにいってたの?」 ふぁみ:「それもある」 りずむ:「粉ですか」 ふぁみ:「そう、おいしい粉。癖になるよ」 どれみ:「なんか…危なそうな表現だね」 ふぁみ:「そうかな?っていうかなめてみて?」 りずむ:「はい…… … …ちょっとしょっぱいです」 ふぁみ:「そう、でもごはんにかけるとちょーどいいんだよ」 りずむ:「へえ、そうなんですか」 どれみ:「ちなみにふぁみちゃんはこれを大量にかけて食べるというのが」 ふぁみ:「ああ、あれ嘘」 どれみ:「やっぱし」 ふぁみ:「今のモットーは『いきなり話し掛けられたときに声が裏返らないようにする』です、はい」 りずむ:「あはは、そうですね、わたしもたまに裏返っちゃいます」 どれみ:「そうなんだ」 ふぁみ:「だよね」 どれみ:「…」 ふぁみ:「…」 りずむ:「…」 どれみ:「…」 ふぁみ:「…」 りずむ:「?」 どれみ:「ふぁみちゃん!」 ふぁみ:「どれみちゃん!!」 どれみ:「…おんなじこと考えてたんだね」 ふぁみ:「そうっすね。しかも」 りずむ:「タイミングまで同じ」 どれみ:「なんか同時に昇竜拳出してスカったみたいなー」 ふぁみ:「おすもうさん二人が同時に八艘飛びで空中衝突みたいなー」 りずむ:「?」 ふぁみ:「…」 どれみ:「…」 りずむ:「…」 ふ・ど:「りずむちゃん!!」 りずむ:「…へ?ひぁい?」 ふ・ど:「よっしゃ!!」 りずむ:「あ、ひどいです!二人して…」 ふぁみ:「ごめんごめん」 どれみ:「ってかお約束通りの反応ありがとりずむちゃん」 りずむ:「もう…」 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
Jun 29, 2005 11:09:12 PM
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