奸風発迷(趣味様々・日々の雑記)

2015/06/09(火)19:03

皆伐で荒れるにまかせた和名倉山。(二瀬尾根ルート往復)その1。

アウトドア・キャンプ・登山(620)

皆伐(かいばつ)って、以下のような内容です。 皆伐ウィキベキアより。 日程:2015年06月07日(日) [日帰り] メンバー:谷川縦走の相方&私。 天候:早朝から正午まで微風なりの晴天。午後からガスに包まれながらの曇り。 アクセス:自家用車で、三峰神社路途中の埼玉大学山寮の付近に駐車。 コースタイム 日帰り山行 8時間49分 休憩32分 合計9時間21分 秩父湖吊橋(和名倉山分岐)05:15-07:00旧反射板跡の展望地07:04-07:40森林軌道跡07:41-07:50造林小屋跡地09:41北ノタル09:45-10:01二瀬分岐(二瀬・山頂・仙波方面)10:18和名倉山10:30-11:11二瀬分岐(二瀬・山頂・仙波方面)11:27北ノタル11:28-12:42造林小屋跡地12:48-12:55森林軌道跡12:58-13:30旧反射板跡の展望地13:31-14:27秩父湖吊橋(和名倉山分岐)14:36 最近、二瀬尾根のルートは秩父山岳連盟によって適切なポイントに全て道標が新設されています。(ソース)埼玉県警山岳情報。5/18更新。 また、GPSデータですが(稜線でない)電波の補足が天空の衛星のみで地上波の補正(Wifiやセルラー)が無い為に、同じルート山林部で(約30M)平行にログずれが起きています。使用機器:HOLUX M-241 コース状況・危険箇所等 山腹の2次林は作業路への交差多数あり。行き違い・ルートロスしないように。 古の営林トロッコ軌道跡から山頂まで痛々しいワイヤーロープ(結構な数)が露出しており躓きに注意。 過去に遭難が多く発生した身丈を超えるスズタケの藪は今日では枯れ果てて、その殆どが消失しルートも明確に出来ております。 ルート的には(お花や眺望など)楽しませる要素少ない分、精神的には辛い。しかし別の意味では非常に感慨深い。 アフター 道の駅大滝温泉 遊湯館 埼玉県秩父市大滝4277-2 tel.0494-55-0126  以下、ギャラリー・写真。 --- --- 今回はBC(ベースキャンプ)スタイル。よって今まで計画して残った食料を一気に処分。(餅やらカレーやら。) 起点は埼玉大学山寮から。 一見フツーの樹林帯に見えるけども・・・。 山麓付近はしっかり管理されたスギの2次林。 カンカン照りの快晴でこの暗さ。 営林起点に近づくと・・・こういうのが散見。 ココは、かつてトロッコ列車の起点。そして電波の反射板置場。で、今ではその反射板すら跡地。(そんだけ辛辣なコース。) 鋳鉄製の部位に染みわたるようなコケ。一升瓶は営林小屋に従事していた人達が呑んでいたのでしょうか。 しかも、こういうワイヤーロープが至る処に掛ったまま。 コレって、きっと材木を移動させる牽引装置の一部だと思います。 レールもしっかり。 ココはかつて入ったら迷宮入り・遭難多発の身丈を超えるスズタケの藪帯。処がここ数年で寿命で全滅。通行時間1時間程。 足元は、かろうじてバイケイソウ。が見られる位。 ギョリンソウ。かつては”とても豊かな森”であった証。 (もののけ姫のコダマのモデル) 北ノタル。に入ると、皆伐になった”前の原生林”の面影。(コメツガ・シラビソ)の大木。この辺は、まるっきり「スタジオジブリ」の世界ですなぁ。結構な大きさで身丈1.5m幅3m超はあります。 どぉーん。と倒れて70年超。 千代蔵休ン場。 かつての原生林に皆伐をしてそのままの地。70年経ってもハゲ山同様。 その辺をウロウロして水場を発見。シカの足跡が多数あり。 痛々しい皆伐作業の跡。 で、PHしたのだけれども・・・廻りに眺望一切なし。 一昨日の雨が溜まっています。 かつて、一般道から山頂目指して二瀬尾根に迷い込み遭難者が結構出た事で付いた道標。 例のジブリの世界に戻ってきました。 そのうちガスに包まれ。 かつては沢山の登山者が迷ったスズタケの藪。 マップにもある水場。旧営林小屋から1分。 飯場の名残。 対尾根は三峰神社。 この辺もシカの食害が酷い。 道標はしっかり付いています。 人工樹林に戻ってきました。 起点のつり橋です。けっこう揺れます(笑)定員5名まで。 なぜこのような事になったのか。解説は後ほど。 文字数制限の為繰り越します。

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