2007/01/11(木)14:19
「佐賀のがばいばあちゃん」を観てきました
今、TOHOシネマズ 六本木ヒルズで『TOHOシネマズ セレクト2006年 邦画傑作選』っていうのをやっていて、シネマイレージカードの会員なら1000円で観れるお得な企画で、ちょうど見逃した『佐賀のがばあいばあちゃん』の上映があったので行ってきました
ちなみに今日は試写会のためにお休みもらったのです
ストーリーは、
戦後間もない広島に住む明広は、母の元を離れ佐賀にある祖母(吉行和子)の家で暮らすことになった。
現役の掃除婦として働く祖母は、古くなった家で一人暮らしをしていた。
広島から到着したばかりの明広を迎えた祖母は、長旅への労いもなく離れの小屋に連れていき、明日から自分でご飯を炊くようにと火吹き竹を手渡すのだった。
って感じです。
昔を思い出せる素朴な映画
貧乏生活を苦とせず、むしろ楽しんでるばあちゃんの生き方がすごいいい
貧乏には「暗い貧乏」と「明るい貧乏」の2つがあるんだよって言葉妙に説得力があったな~
確かにね、別にお金があるから楽しいってわけじゃないし、なければないなりに楽しめる。
自分がどう思うかで人生なんて明るくもなるし、暗くもなるってことです
ばあちゃんの「普段は何も買わない。だけどここぞというときは一番高いやつを買うんだよ!」って台詞、私の考えと一緒
ケチるときはとことんケチるけど、遣うときは遣う。
これが一番生活にメリハリきいていいと思う(笑)
前半~中盤はどちらかというとばあちゃんのすさまじい生き方に笑いのほうが多いんだけど、運動会のシーン以降はホロっとさせるシーンの連続。
作文のシーンでは涙ぐんだり、笑ったりで忙しかったけど
ラストシーンのばあちゃんの叫びに、思わず涙がこぼれました
殺伐とした映画が多い中、たまにはこういう純粋に昔を懐かしめて楽しめる映画もいいよね
1月に観た映画の評価ランキングはコチラで確認してください
★佐賀のがばいばあちゃん DVD