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まいかのあーだこーだ

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2005.03.28
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カテゴリ:不機嫌なジーン
当初から、
これって普通じゃないドラマだと思って見てたけど、
なんか予想以上の意欲作でした。

月9でこれをやっちゃうのって、
フジが果敢なのか、それとも、
大森美香ちゃんがこわいもの知らずなんでしょうか。

ぎゃくに、月9だからこそ、
こういうのもやれちゃうってことかもしれませんが。


※ ※

このドラマの面白さって、
なかなか説明するのもむずかしいけど、

ときどき、
ドラマの筋とはまったく無関係に、
いまの人たちが抱えてる
「いいようのない不安」みたいのが出てくるところが、スゴかった。
しかも、そういうのを感じてるのは、
男じゃなくて、むしろ女のほうだってところがスゴい。

いちばん驚いたのは、
干潟問題の政治的な衝突に巻き込まれた仁子ちゃんが、
転倒して肩に傷を負ったときに、
「血が止まらないよぅ・・」
と泣きながら、つぶやくシーン。

自分が、大きな力の渦に巻き込まれて、
踏み潰されていくときみたいな、
言いようのない「不安」みたいなものを感じさせるセリフ。



最終回、
結局、南原教授と一緒にならなかったけど、
そこにも、理由らしい理由はありませんでした。

そこが、すごい。

たぶんそれは「結婚より仕事」みたいな選択じゃなく、
もっとなにか根本的なところに原因があったみたいでした。

地球が滅んでも「小さな幸せ」を選ぼうとする男と、
「地球が滅ぶのは困る」とつぶやきながら、
女の幸せに充足して終わってしまうのをためらう女。

昔だったら逆なのに。

男じゃなくて、むしろ女のほうが、
抽象的で、すごくいいようのない不安を抱えてる。
ある意味、地球規模の不安を抱えてるのは、
今は、男じゃなくて、女のほうかもしんない。

そういうところに、このドラマの斬新さがあったと思います。






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最終更新日  2020.10.15 09:26:09
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