2019/09/10(火)06:54
「なつぞら」とハイジ。
いずれ「ハイジ」の話になるだろうとは予想してたけど、
奥山玲子自身は「ハイジ」の制作にかかわっていませんから、
ドラマでも、てっきり夫の留守中に子育てをする話なのだろうと思ってました。
まさか主人公みずからが「ハイジ」を制作するとは…。
思えば「ハイジ」というのも、孤児の物語ですもんね。
「anone」も「タイガーマスク」も「デビルマン」も、
すべてが孤児の物語だったわけで、みごとに繋がっています。
そもそも北海道の孤児という設定じたいが、
すべて「ハイジ」への伏線だったわけですね。
とはいえ、さすがにNHKだけあって、
ここではしっかり「大草原の小さな家」にも絡めてきました(笑)。
これを原作にした「草原の少女ローラ」というアニメもあったのですね。
そんなの知らなかったです。マニアックだなあ…。
まあ、これにも奥山玲子は関わってなかったようですが。
◇
こんどのアニメタイトルは「大草原の少女ソラ」。
スイスが北海道になり、おじいさんが草刈正雄になり、
ハイジが、なつになり、ソラになって、
つまりは「なつ=ソラ」というオチなのですね!
大喜利かよ(笑)
こうして伏線を何重にも散りばめて、
アニオタとネット民にいろんなネタを提供するNHKの手法は、
民放ドラマのプロモーションをはるかに上回っているように思います。
要するに、NHKのスタッフのほうがオタク度が高いということですね。
「100分de名著」から「日曜美術館」まで、
あちこちの番組でハイジを取り上げているところを見ると、
NHKは、さぞかし力を注いで取材したのでしょうね。
詳しくはこちらをどうぞ→音楽惑星さん アルプスの少女ハイジ関連