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まいかのあーだこーだ

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2020.01.16
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カテゴリ:スカーレット!
主役感を全開にして登場した黒島結菜が、
まるでヒロインの座を奪ってしまいそうだという話は、
あながち冗談でもない、という感じになっています。

さすがにヒロインの座は奪わないでしょうけれど、
すくなくともヒロインの夫を奪っていきそうな雰囲気が濃厚です…。



過去に《離婚》という選択をした朝ドラのヒロインが、
いったい何人ぐらいいたのか正確には分からないけど、

最近なら「半分、青い」で永野芽郁が離婚してるわけだし、
佐藤健なんかはナレーションだけであっさり離婚しちゃってる。
いまや朝ドラにおいて、離婚は驚くほどのことじゃありません。

しかし、
まだ離婚すると決まったわけじゃありませんが、
いざ離婚となれば、やはり視聴者は真っ二つに割れるでしょう。

離婚そのものを忌み嫌う視聴者もいるでしょうし、
離婚にいたる過程がリアルであればあるほど、
妻に味方する視聴者と、夫に味方する視聴者とが、
ネット上で激しく対立することにもなる。

すでに現時点でさえ、
夫婦のあいだには息の詰まるような重い空気が流れて、
それが視聴者までをも難しい選択へと追いやっています。

気の強すぎる妻のほうを責めることもできる。
煮え切らない夫のほうを責めることもできる。
あえて、どちらの見方もできるような脚本になっている。
もちろん、黒島結菜がすべての泥をかぶる展開もありえます。

明快な《善悪》の図式を求めてしまう視聴者の多くは、
この分かりにくい展開に耐えきれずに離脱しますから、
すでに視聴率はどんどん下がっています。

単純軽快だった北村一輝のキャラにくらべて、
抑制的にすぎる松下洸平のキャラが面白みに欠ける、
という感想があるのも、まあ仕方ないかなと思います。



けれど、
もともと「スカーレット」の魅力は、
けっして善悪のはっきりとはしない人間関係のなかで、
かならずしも真っ直ぐには成長できない、
ヘタレな主人公を描くところにあったのですよね。

その意味では、
わたしにとって、ますます目の離せない朝ドラになっています。





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最終更新日  2020.09.19 19:21:12


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