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カテゴリ:ギルティ!
「ギルティ」は相変わらず映像が綺麗です。
とくに第5話は、 トリコロール(赤・青・黄)を取り入れた画面が印象的だった。 第7話は、むしろ茶系などワントーンの画面が多かったけど、 それはそれで美しかったです。 ◇ 一方、脚本のほうは、ちょっと評価が難しい。 切り返しの会話だけで展開する長いシーンが多かったのは、 もしかすると、コロナの感染を防ぐための配慮なのかも。 複数のシーンを一つにまとめちゃってる感じがした。 俳優の人数も、最小限に抑えてるように見えます。 内容的には、 親の虐待とか、兄弟の近親愛とか、 かなりドロドロした話に広がったのですが、 それを、説明的なセリフで一気に済ませちゃった感じ。 過去の真実がまとめて明かされてしまうのは、 ある意味、サスペンスドラマの最後の崖の上みたいだった。 ◇ 前半の教会のシーンでは、 寺嶋の復讐と、 爽の赦しと、 夫婦の和解と別れを、 ひとつの場所でいっぺんに片付けちゃった感じ。 ちょっと脚本に無理がかかってる気がします。 むりやり一つのシーンに押し込んでるような。 寺嶋の役どころもかなり難しくて、 ちょっと神尾楓珠には荷が重すぎたかなあ…。 キャスティング次第では迫力が倍増したかも。 夫婦は、 お互いの罪を自覚することで和解に至りました。 これは、なかなか壮絶な展開だったし、 せっかく和解したのに別れてしまうのも悲しい。 ただ、 それをぜんぶ教会のなかで済ませちゃうのは駆け足でしたね。 ◇ 後半は、 瑠衣の過去についての話を、 秋山と爽のセリフだけで説明していましたが、 これも、ちょっと迫力に乏しい。 いまや、 秋山をめぐって、 3人の女性の四角関係になっていて、 そのカオス状態も見どころなのですが、 説明的なセリフだけでは迫真性に欠ける。 すでに中村ゆりかの演技は、 助演女優賞に値するレベルだと思いますし、 兄にむかって色目を使ったり泣いたりする場面は、 かなりヤバかったのだけれど、 それがドラマ全体に活かしきれないのが惜しい。 それもこれも、 コロナがらみの演出制限によるものだとすれば、 仕方ないのですけどね。 ◇ ◇ 他のドラマも、 感染予防のことを差し引いて見なきゃならないのかなあ。 …なんてことを思ってしまいました。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2020.09.19 19:29:33
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