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まいかのあーだこーだ

2020.10.28
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以前は、
NHK-FMで「古楽の楽しみ」を聴いてたので、
わりとフランスのバロックオペラは好んで耳にしてました。

しかし、テレビで取り上げられることは少ないので、
今回、映像で見ることができたのは嬉しい。

ドビュッシーやラベルのような近代音楽もいいけれど、

フランス本国では、30年ほど前から、
バロック音楽が若者たちに人気なのだし、
それはポピュラー音楽のなかの古楽趣味にも影響しているし、

今後はEテレでも、
リュリやらカンプラやらシャルパンティエやら、
どんどん映像で取り上げてほしいなと思います。

むしろ遅すぎるくらいですけど。



フランスのバロック音楽の人気が高まったのは、
たぶん米国人のウィリアム・クリスティが、
79年にレザール・フロリサンを結成して以降ですよね。

91年には、
マラン・マレを題材にした映画「めぐり会う朝」が公開され、
00年には、
リュリを題材にした映画「王は踊る」も公開されています。

宮川彬良が今ごろになって「ラモー歴半年」というのは、
音楽家としてちょっとどうかと思うし、
フランスのバレに対する認識もズレてる気がしたけど、
(彼が言ってたのは、たぶんロシアバレエのことですね)

ラモーの音楽のなかに、
シャッフルするビートを聞き取っていたのは、
さすがに親譲りというか、なかなか面白かったです。

ただし、
「バッハの教会音楽がラモーにくらべて堅い」という話は、
たしかに間違いではないと思うのだけど、
いちはやくジャズに翻訳されたのは、
むしろバッハのほうがはるかに先だったんだから、
おそらくバッハのなかにも、
シャッフルするビートは十分に聞き取れるはずですよね。



当時のフランス人が、
イタリアオペラを受け入れなかったというのは、
ちょっと興味深い話でした。
そのころからフランス音楽は独立した存在だったのですね。

といっても、
その基礎を築いたのはイタリア出身のリュリですけど(笑)。

フランス人はカストラートを受け付けなかった、
という話もありますが、
わたしが思うに、
イタリア人の暑苦しい歌なんぞよりも、
踊りと合唱が穏やかに調和する優雅な世界のほうが、
フランス人の好みに合ったのだろうな、という気がします。

「バロック音楽はオペラから始まった」
「オペラはイタリアではじまった」
という歴史認識にとらわれてしまうと、
フランス音楽の独自性を見落としてしまうし、

のみならず、バッハやヘンデルが、
かなり「フランス風」の影響を受けていることを考えると、
むしろバロック音楽そのものを、
フランス中心に捉え直すべきなのかもしれませんよね。



ラモーが和声学の基礎を築いた、というのも知らなかったです。

ベルリオーズは管弦楽の基礎を築いていますけど、
そういう意味ではドイツ人よりフランス人のほうが偉いですね(笑)。

意外にフランス人のほうが理論的なのでしょうか?
それとも、実践的だというべきなのでしょうか?




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最終更新日  2020.11.21 09:46:32
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