シーズン2の最終回です。
前回の騒動を受けての解決編でした。 ステイシー先生の進歩的な演説と、 子供たちのジャガイモ発電によって、 村人たちの古い考え方を変えさせようという作戦だったのですが… どちらかというと、 リンド夫人の采配ですべて決まっちゃった感じでした。 ほかの村人たちは、ほとんど付和雷同? 偏見や誤解が解けたという感じでもないし、 ビリーの悪事がただされたわけでもないし、 ややご都合主義というか、 いまいち説得性の乏しい、なし崩し的な展開で、 なにやら予定調和的に解決しちゃった印象です。 マリラとリンド夫人が、 あんなに激しくバトルするとは思わなかったけど、 そもそも女性教師「排斥派」から「容認派」へ180度急転するという、 リンド夫人の極端な役どころに、ちょっと無理があった気がします。 ◇ 丸暗記教育ではなく、 「考える力」を育てる教育こそが大事というのは、 現代の日本にも通用する主張です。 それこそが人間社会に進歩や変化をもたらす。 子供たちの夢が世界を変える力になる。 ただ、 人間社会の進歩にはプラスとマイナスの両面があるのだから、 それを「世界に増大する善」とまで呼んでよいものか、 そこはやや違和感をおぼえます。 大仰でこじつけっぽいタイトルだと思いました。 …まあ、 とりあえずキツネが助かったのは良かったですけど。 ◇ コールは、学校に戻るどころか、 家も村も捨てて、シャーロットタウンへ去ってしまいました。 ここでもステイシー先生はちょっと無力でした。 彼がアヴォンリーへ戻れる日は来るのでしょうか? ◇ ギルバートは何を悩んでいたのかよく分かりませんでした。 農場の柵を取り付けられないのがそんなに辛かった? 考えを改めたギルバートは、 バッシュに「農場の計画は変えない」と宣言したのですが、 じゃあ、医者の勉強のほうはどうするの? そして、 バッシュは夫婦でアヴォンリーに来るのでしょうか? 密売をやってるとかいうヤバそうな息子は大丈夫? ◇ …てなわけで、 来週からはシーズン3がはじまります。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2021.12.08 01:05:27
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